くらし 薩摩川内市の10年先を見据えて【前編】(2)

■未来のまちの姿
SDGs・カーボンニュートラルの達成とデジタル社会構築の理念の下、「心ゆたかな暮らし」と「持続可能な社会・環境・経済」をキーワードに、市民広聴の内容を分析して、本市が目指す「未来のまちの姿」を「人が繋がり 人が輝く 安らぎと賑わいのまち 薩摩川内」と設定しました。
また、「未来のまちの姿」を実現するために、6つの政策目標を掲げました。

○6つの政策目標(未来のまちの姿を実現するための政策単位の目標)
(1)共生と多様性で輝くまち
(2)安全・安心なまち
(3)健やかに暮らせるまち
(4)次世代につなぐ教育のまち
(5)活力と賑わいを生み出すまち
(6)社会を支える快適なまち

◆未来のまちの姿
人が繋がり 人が輝く 安らぎと賑わいのまち 薩摩川内

○目指すまちのイメージ
繋:つながる…世代を超えて繋がっている
輝:かがやく…お互いに認め合い輝いている
安:やすらぐ…誰もが安心して暮らしている
賑:にぎわう…新たな交流が生まれ賑わっている


・SDGs未来都市計画…SDGsの理念に沿い、持続可能な開発を実現するポテンシャルが高い都市において作成する計画
・デジタル田園都市構想総合戦略…「心ゆたかな暮らし」と「持続可能な社会・環境・経済」を実現するために、各施策を充実し、成果指標などを位置付けた戦略
※重点戦略プランは上記計画および戦略を包含している

■重点戦略プラン
6つの政策目標を達成するためには、それぞれの分野にとらわれず、分野をまたがって取り組むことが必要です。
本市ではこの考えのもと、これから重点的に取り組むことを「重点戦略プラン」として「社会チャレンジ戦略」「環境チャレンジ戦略」「経済チャレンジ戦略」「実現チャレンジ戦略」の4つの戦略を設定し、15のプロジェクトに取り組んでいきます。

■ゾーニングビジョン
○市域の空間構成
(方針)長期の視点に立った市民の力が発揮できる市域空間の形成

住み慣れた地域に住み続けるために、それぞれの地域の特性・強みを生かした取り組みを進めていく必要があります。そのため、第3次総合計画では、第2次総合計画の3つのゾーン設定をより明確化し、市域を2圏域、6エリア、13地域、48地区としてゾーニングします。

後編は、令和7年度広報薩摩川内10月通常版において、6つの政策における施策について紹介する予定です。

問合先:本庁企画政策課政策G
【電話】内線4833