- 発行日 :
- 自治体名 : 鹿児島県薩摩川内市
- 広報紙名 : 広報薩摩川内 第494号 5月通常版
この施設は、平成31年4月に就農者の確保や育成を図る施設として、県から本市が譲与を受け、令和6年9月に(公社)薩摩川内市農業公社に貸し付けを行い、本年4月に「薩摩川内アグリセンター」として開所しました。
この施設の利活用については、農業関係団体で構成する薩摩川内市新規就農者サポート協議会において、農業の担い手向けの研修事業を行っています。また、農作業体験や貸付農園なども行い、幅広く農業に触れることができる施設となっています。
農業公社の効率的な運営を行うために、これまで入来支所および川内家畜センターに分散していた農業公社事務所を本施設に集約し、農業の振興を図ります。
東側研修ほ場:研修だけでなく、子どもたちが農作業体験をすることができます!
西側研修ほ場:担い手の育成のための研修を行うことができます!
◆農業研修事業
(1)担い手育成農業研修
地域の担い手を目指して就農を計画している方に農業の座学や実地研修
(2)農業基礎研修(令和7年9月~)
農業を始めたい方や改めて農業の勉強を希望する方への農業の座学、実地研修
(3)農作業体験
児童、園児を対象とした、作物の収穫や農作業の体験
※貸付農園(市民農園)は、令和9年より開園予定です。
■農家の負担を軽減 農作業受委託事業
高齢化が進む農家の負担を軽減することを目的に、労働力の補完や機械などへの過剰投資を抑制するために、公社で作業の請負などを行います。
事業内容:
(1)水稲(すいとう)やゴボウに関する農作業
(2)水稲箱苗の販売に関する事業
(3)籾(もみ)の乾燥や調整に関する事業
(4)無人ヘリによる水稲防除の実施
(5)その他農作物に関する農作業受託
■農業者の皆さんへ 農地中間管理事業のお知らせです!
農地の貸し借り(売買)は、令和7年4月から原則として農地バンク経由になります。
それぞれの農地がバラバラに混在しているところを、農地バンクを経由することで農業者ごとにまとめて使いやすくなります。
詳しくは、農業委員会(内線5624)へお問い合わせください。
問合先:
・本庁農業政策課農政G【電話】内線4222
・薩摩川内アグリセンター【電話】42-1880