くらし みんなで防ごう有害鳥獣被害

本市ではイノシシ、シカ、サルやカラスなどの鳥獣による被害が依然として増えています。特にイノシシやシカが田畑へ侵入することで、農作物の収穫量が減ったり、あぜを掘り起こされたり崩されたりするなどの被害が深刻化しています。

■令和6年度の実績は?
有害鳥獣が市街地に出没する事例が多くなっており、令和6年度は過去4年間の中でも最も多い捕獲実績となりました。

市では、引き続き鳥獣被害の呼び掛けを行うとともに、市民の皆さんと一緒に鳥獣を寄せ付けない環境づくりに取り組みます。

■有害鳥獣被害防止対策の3つの柱
対策1:〔寄せ付けない〕ための取り組み
・未収穫の野菜を放置しない
未収穫の野菜などは有害鳥獣の餌場になります。一度餌場があると知ると山に帰らず市街地に出没しやすくなります。
そのためにも、放置せず、しっかり処分することが大切です。

対策2:〔侵入を防止〕するための取り組み
・電気柵を設置する
電気柵に接触することで電気ショックを与え、痛みにより柵は危険だと学習させることで農地への侵入を防ぐ効果があります。

対策3:〔個体数を減らす〕ための取り組み
・駆除をする
地域猟友会による駆除を実施しています。農作物に被害を与える鳥獣の駆除を希望する場合は本庁農業政策課までご連絡ください。
※民地などに住み着いた鳥獣については駆除業者などにご相談ください。

■鳥獣被害防止対策推進研修会の開催
内容:
・有害鳥獣の生態を知り、侵入防止施設の適切な設置と運用方法
・猟友会の活動や狩猟の現状、狩猟への正しい知識など
どなたでも参加できます。令和7年度の日程が決まりましたら、市ホームページなどでお知らせします。
※わなや銃の取り扱いは免許取得が必要です。免許取得を希望される方は、免許取得費用の一部助成などもあります。

鳥獣などを目撃した際は、市公式LINEを活用して通報できます。詳しくは、市ホームページをご確認ください。

問合先:
本庁農業政策課農政G【電話】内線4222、4223
または各支所、甑島振興局