- 発行日 :
- 自治体名 : 鹿児島県霧島市
- 広報紙名 : 広報きりしま 2025年4月上旬号
令和7年度に実施する主な事業を、市民の皆さんの声と共に紹介します。
【みんなの期待】
《20周年記念(20th Anniversary)》
国分在住
脇園 里絵さん(28)柊(しゅう)ちゃん(2)
▽記念すべき市制施行20周年盛り上がるイベントがずらり
生まれ育った霧島市が市制施行20周年を迎えます。11月9日は城山公園と丸岡公園、11月1日から9日まで霧島神話の里公園の有料施設が無料開放されるそうなので、子どもと利用したいです。さらにのど自慢の開催や市内産の牛肉が食べられるバーベキュー大会など、大人から子どもまで楽しめる催しがめじろ押し。今年の霧島市の盛り上がりが楽しみです。
■市制施行20周年記念事業
事業費:公園施設無料開放事業102万円など
市制施行日の再認識と市制施行20周年の思い出になるよう記念事業を展開し、市民のシビックプライドの醸成を図る。
《交通(Traffic)》
有限会社あかまつ荘 代表取締役
浜﨑 元彦さん(70)
▽観光地・霧島を盛り上げるみんながうれしいアクセスバス
昨年度から実証運行している霧島神宮アクセスバスのおかげで、霧島神宮周辺の人出がかなり増えました。やはり鹿児島空港と結ぶ直行便があると、観光客にはとても便利だと思います。今後はキャッシュレス決済にも対応するそうなので、海外の観光客もより利用しやすくなるのでは。
霧島を活気づける起爆剤として、今後の運用に期待しています。
■観光バス運行事業(霧島神宮アクセスバス運行委託)
事業費:1,642万円
交通アクセスの充実を目的に霧島神宮アクセスバスを本格運行し、キャッシュレス決済を導入することでより一層の利便性を図る。
《子育て(Childrearing)》
隼人町在住
久冨木原(くふきはら)理恵さん(46)玄誠(はるなり)君(8)
▽子ども医療費助成で健やかで安心できる生活に
育ち盛りの子どもがいるので、食費のほかにも部活の遠征費などお金がかかります。
子どもたちの医療費も同様で、気がつけば支払い額がかさんでいることも。中学生まで窓口負担がなくなることで、必要な時に安心して病院を受診できます。これまでかかっていた2,000円の自己負担もなくなるので、ありがたいですね。
■子ども医療費助成事業
事業費:6億4,578万円
医療費の現物給付対象者を中学校修了まで拡充し、自己負担金をなくすことで子育て世帯の経済的負担を軽減する。
《保健(Health)》
すこやか保健センター利用者
杢田(もくた)流星さん(23)叶翔(かなと)ちゃん(1)
▽育児や健康についてより相談しやすい環境に
子どもの健診ですこやか保健センターを利用しています。新しい保健センターはこども発達サポートセンターの機能も集約化されると聞きました。子どもの体の健康に限らず、子育ての悩みや発達の相談も同じ施設内でできるようになるのはとてもありがたいです。より相談しやすい環境になることで、子育てや健康への不安を感じる人が一人でも減ることを願っています。
■(仮称)霧島市総合保健センター整備事業
事業費:4億5,508万円
国分保健センターとすこやか保健センターを集約化し、子育て・健康づくりの新たな拠点とすることで市民サービスの向上を図る。
《救急(Emergency)》
救命講座受講者
米重 希愛(のあ)さん(18)
▽通信指令室との映像共有であわてず的確な人命救助を
適切な応急処置が受けられなかった結果、命を落とす人がいるという報道を目にしてショックを受けたのがきっかけで、私にも何かできないかと救命講習などで人命救助の勉強をしています。心肺停止で人が倒れているなどの緊急時にLive(ライブ)119を使えば、通信指令室とリアルタイムの映像を共有しながら指示をもらえるので、もしもの時も慌てずに的確な救助活動ができますね。
■救急・救助活動事業(Live(ライブ)119導入事業)
事業費:485万円
119番通報時に傷病者の容態や災害現場の状況などを視覚的に確認し、通報者への正確な応急処置の指導などを行い、救命率の向上を図る。
《農業(Agriculture)》
ネギ農家
中村 隆太郎さん(23)
▽補助事業を活用して機械導入若手農家として続ける挑戦
就農4年目を迎え、作業の効率化を模索する日々。補助金を活用して農薬散布用のドローンを購入し、これまで2週間かかっていた農薬散布が1週間に短縮できました。作業の効率化で生まれた時間を有効に使って、他の作目にも挑戦できればいいなと思います。
次の世代を担う若手農家として挑戦を繰り返しながら、食卓においしい野菜を届けたいです。
■担い手経営発展等支援事業
事業費:3,000万円
農業の担い手を確保・育成するため、経営発展や安定・定着などにつながる農業用機械の導入や、施設整備を支援する。