くらし 市長コラム

中重真一

■災害から前へ
2期目の任期の4年、市長に就任して8年が過ぎようとしています。これまでの市民の皆さまのご協力に、心から感謝を申し上げます。
2期目の任期最後の年は、災害に見舞われた年でした。6月に新燃岳が噴火し、温泉や水道の断水が発生しました。その影響で観光への風評被害も起こり、宿泊キャンペーンの発表をしたまさにその日の夜、豪雨災害が発生しました。
豪雨災害については、国の災害査定などを受け、本格復旧を進めています。また支援金や市の見舞金、義援金などの給付も始まっています。
先日、観光関係者と話をする機会がありました。7月から9月の宿泊は、やはり例年より2割くらいの落ち込みだったそうです。10月は例年並みに戻り、11月の予約は昨年より増えているという話も伺いました。
新しいホテルのオープンや建設も進んでいます。民間との結びつきの強さが霧島市の強みでもあります。今後も官民連携での発展を目指していきます。