健康 健康なまちづくり

■~知らせてほしい、心のSOS(自殺予防)~
自殺予防というと、死にたいという人を死なせないために支えるようなイメージがあると思います。実際の自殺予防はもっと多層で、本市では1次予防から3次予防まで次のような取り組みを行っています。
・1次予防…広報やポスター、リーフレット等で各種相談窓口に関する情報提供
自殺予防キャンペーンでのチラシ配布
・2次予防…こころの相談で電話や面談、訪問等で対応
・3次予防…自殺企図が実際に起こったときの対応や自死遺族等への支援

自殺は、その多くが「追い込まれた末の死」であり、防ぐことのできる社会的な問題です。その背景には4つ以上の様々な要因が重なっていると言われています。つらい気持ちで悩み、自ら死を選ぼうとしている人が、あなたの身近にもいるかもしれません。
「死にたい」と打ち明けられたとき、あなたはどうしますか?ここで、死にたい思いがある方への対応について、TALKの原則をご紹介します。

◇~TALKの原則~
(1)Tell
言葉に出して心配していると伝える
方法:心配している気持ちを伝える
例:あなたは、大切な存在だよ

(2)ASK
「死にたい」気持ちがあるか率直に尋ねる
方法:死にたい気持ちを確認して安全を確保する
例:今は死にたいと思ってる?

(3)Listen
相手の気持ちを傾聴する
方法:共感的に理解
例:勉強も何も手につかないし、苦しくて逃げ出したい気持ちだったんだね

(4)Keep safe
安全を確保する
方法:危険と判断したらまず一人にしないで寄り添い、他からも適切な援助を求める

○相談先一覧
・まもろうよこころ(厚生労働省)
「まもろうよこころ 厚生労働省」で検索
・よりそいホットライン(24時間対応)
【電話】0120-279-338
・精神保健福祉センター電話相談(来所相談は要予約)
【電話】099-218-4755 平日8:30~17:00
・伊集院保健所
【電話】099-273-2332 平日8:30~17:15
・串木野健康増進センター(公認心理師相談は要予約)
【電話】33-3450 平日8:30~17:15

相談を受けた方自身の心身の健康管理も大切です。
詳しい内容は、ゲートキーパー養成講座でお伝えできますので、ぜひご活用ください♪
出前講座のお申し込み、お問い合わせは串木野健康増進センター(【電話】33-3450)へご連絡ください。