くらし 男女共同参画社会

◆「ワーク・ライフ・バランス」の実現
「ワーク・ライフ・バランス」とは、働くすべての人が「仕事」と育児・介護・趣味・地域活動などの「仕事以外の生活」のバランスを取り、その両方を充実させること、つまり「仕事と生活の調和」という意味です。
しかし、近年では、子育てや介護、長時間労働、経済的理由などにより、自身が望むバランスで仕事と生活を両立していくことが難しい状況にあります。

◇ワーク・ライフ・バランスが実現された社会とは
「ワーク・ライフ・バランス」といっても、単に「仕事」と「仕事以外の生活」の時間を半々にするという意味ではありません。仕事と生活をどのようなバランスにするかは、その人の働き方や暮らし方によって異なり、子育て期や中高年期など人生の段階によっても変わってきます。
それぞれが置かれた状況に応じて、多様な働き方や暮らし方が選択できる社会が「ワーク・ライフ・バランス」が実現された社会といえます。

◇働き方・暮らし方を見つめ直そう!
自身の望む「ワーク・ライフ・バランス」を実現するために「残業をしない日を決める」、「年休を積極的に取る」、「新たな趣味を見つける」など、まずできることから始めてみましょう。
私たちの働き方や暮らし方は、100人いれば100通りあるように、理想とする生活もそれぞれ異なります。
働くすべての人が「仕事」と「仕事以外の生活」を充実できるように、家庭や職場の現状をみんなで見つめ直し、「ワーク・ライフ・バランス」を実現していきましょう。

問い合わせ:市民課 人権啓発・市民相談係
【電話】内線1165