くらし 110番だより

◆夏山シーズン山岳遭難の防止
昨年は、県内で42件の山岳遭難事故が発生し、3人が亡くなり、20人が負傷しています。そのうち夏期(7・8月)の事故が7件発生しています。
安全に楽しい登山を行うためにも、次の点に注意しましょう。

◇入山規制状況・天候の確認
霧島連山は火山活動のため、入山が規制されている登山道がありますので、事前に最新の状況を確認しましょう。また、登山予定の山の天気図や天気予報等を確認し、荒天が予想される場合は、無理な登山は避けて中止や延期することも選択しましょう。

◇無理のない登山計画
自身や同伴者の体力、技術等に見合った山を選び、明るいうちに下山できるような余裕のある計画を立てましょう。

◇服装や必要な装備品等の携行
服装は気温や天候などに合わせて着脱しやすいものを選び、靴は登山予定にあった登山靴、体力に不安のある人はトレッキングポールなどもおすすめです。この他、雨具、通信機器、非常食など、万全の装備で登山に臨みましょう。

◇登山届の提出
山を管轄する警察署・交番・登山口等に設置されたポストまたは登山アプリ等で登山届を提出しましょう。

◇単独登山の回避
単独での登山は避け、可能な限り複数人で登山に臨みましょう。また、有事に備え、登山計画は、家族や職場の同僚等とも共有しましょう。

相談・問い合わせ:伊佐湧水警察署
【電話】22-0110