くらし 町長コラム

9月15日は敬老の日でした。肝付町の100歳以上は男4名・女16名でした。女性の方が長生きですね。
102歳の美容アドバイザー堀野智子さんの本を手にしました。堀野さんは自身の著書で、毎日メイクと自炊を楽しみ、いつも笑顔で、「人さまより、自分の機嫌を取りなさい」と述べています。
先般、お会いしたお二人の方も凄い。「演歌」ではなく「ヒップホップ」を楽しむ80代の方は、ファンクラブに入りどこまでも行きますとのこと。なんとビックリで何千人の若者と一緒に2時間最前列で立ちっぱなし、踊りっぱなし。それはそれは今にも拳を振り上げ踊りだしそうなエネルギッシュな方でした。
もう一人の80代の方は、一週間手帳には予定がぎっしり、ボランティアや高齢者教室講師、グラウンドゴルフ、しかも全て仕切っていらっしゃるという!頭の中は仕込みや手配、それらを苦にもせずケロリとこなしておられる。
年齢を重ねても輝く人生を送る秘訣は、日々の生活を心豊かに楽しむことにあるのですね。
「置かれた場所で咲きなさい」神様から頂いた素晴らしい人生という物語の最終章を、最高の感動で締めくくることができるよう、「高齢者」ではなく「幸齢者」と言い聞かせ、人生前向きに前向きに、後ろ向きは歩きにくいですから。
そんな人生でありたいと「人生色々」。

永野和行