文化 那覇市歴史博物館

■国宝尚家資料「松竹梅(しょうちくばい)の紅型衣裳(びんがたいしょう)」
今月は新年にちなんで、国宝尚家資料の中からおめでたい松竹梅の紅型衣裳をご紹介しています。
松・竹・梅は、松と竹が冬でも緑色を保ち、梅が寒中に花開くことから不老長寿(ふりょうちょうじゅ)を表すと考えられ、慶事(けいじ)・吉祥(きっしょう)の象徴として、祝いの席でうたわれたり、調度品や晴着の衣裳などに広く使われてきました。
この紅型衣裳は、鮮やかな黄色地の背景に松竹梅を配し、さらに上から鶴が羽ばたいている光景を加え、新年にふさわしいおめでたい風景をあらわしています。
展示期間:1月10日(金)~2月5日(水)

開館:10時~19時 木曜休館
観覧料:一般350円(大学生以下無料)

問合せ:那覇市歴史博物館(パレットくもじ4階)
【電話】869-5266