くらし 西原の綱引

7月20日から8月24日までの期間、町内各所では銅鑼や太鼓、ホラ貝等の響きに合わせて綱引(曳)きが行われました。今年はユンヂチ(閏月)のため、旧暦の6月が2回あり、1ヵ月以上にわたって、町内各地域で綱引き(曳)が開催されました。

■綱引(曳)き
旧暦の6月25日もしくは、その後の日曜日に行われる綱引(曳)きは「ウファチ(御初)綱」と呼ばれ、幸地、棚原、呉屋、津花波、小橋川、内間、嘉手苅、小那覇、我謝、小波津の10字(あざ)で受け継がれる地域最大の伝統行事です。綱は、雄綱と雌綱の二本を作り、綱頭を合わせ、カヌチ棒を入れて引き合います。綱引(曳)きは綱の作り方、組の分け方、呼び方、御願等は地域によって違いがありますが、どの地域にとっても、五穀豊穣、無病息災、地域の発展等を願い、地域をつなぐ、大切な行事となっています。