- 発行日 :
- 自治体名 : 沖縄県西原町
- 広報紙名 : 広報にしはら 2025年11月号 No.645
■津波による警報の種類と取るべき行動

「より高いところ」を目指して逃げよう!
津波はとても速いので、津波を見てから逃げたのでは間に合いません。津波は水深が深いところではジェット機ぐらいの速さで襲ってきます。
「車で逃げれば大丈夫」と思っていませんか?
車を利用した場合、渋滞などにより円滑に避難できない恐れがあります。原則、徒歩で移動しましょう。
西原町では、町内約150か所の電信柱等に海抜表示を設置しています。色は3種類で、海面から5m以下は赤色、6~19mでは黄色、20m以上では青色としています。
自宅近くの標示やよく通る場所などで見かけることがあると思いますので、事前に避難計画を立てる際や実際の避難に役立ててほしいと思います。
■目指すところは、避難所ではなく避難場所!
沿岸部や川沿いにお住いの方は、「西原町避難誘導マップ」で「避難場所」を確認しておきましょう。
避難所はその後の避難生活を送るための場所なので、切迫した災害の危険から逃れるための避難場所とは違います。
災害が起こった際にはまず、取るべき行動を確認し、避難所ではなく避難場所を目指し、災害の危険から逃れましょう。
■避難場所と避難所の違い
避難場所:切迫した災害の危険から逃れるための場所
避難所:避難生活を送るための場所
西原町では、指定緊急避難場所として町内の公園を21か所、指定避難所として西原町役場、西原中央公民館、西原運動公園、西原町民体育館、町内小中学校6校の計10か所指定しています。洪水、土砂災害、地震、津波と災害の種類により、避難場所が異なります。西原町の避難誘導マップに「〇」「×」で表記されているため、場所と併せてご確認ください。
避難所が開設された際は、西原町より開設した旨のお知らせがあります。町が指定している避難所以外にも自宅や親戚・知人宅、車中泊やテント泊なども避難先の選択肢としてあげられます。それぞれのメリットデメリット、向き・不向きも考えながら、どのような避難経路でどこへ避難するのか家族でしっかりと話し合っておくことが大切です。
■避難行動判断フローチャート

「避難」とは「難」を「避」けることです。安全な場所にいる人は、避難場所に行く必要はありません。
避難先は町が指定している場所だけではありません。安全な親戚・知人宅やホテル等の宿泊施設に避難することも頭に入れながら、どこに避難するか決めておきましょう。
お問い合わせ:環境安全課 生活安全係
【電話】098-945-5018
