- 発行日 :
- 自治体名 : 沖縄県八重瀬町
- 広報紙名 : 広報やえせ 令和7年9月号
■令和7年度八重瀬町保こ小連携「架け橋プログラム」~保育園・こども園の育ちを小学校につなげよう~
新城小学校とあらしろこども園では、年間を通して、これまでも園と小学校が隣接しているという好条件を生かし、小学校の運動場で遊んでいました。こうした日常的な取り組みを土台として「合同授業」が開催されました。新城区の区長さん、後原区の区長さん、元新城小学校の校長先生、町会議員の方の参加もあり地域とつながり合いながら子どもたちを育てていくことが大切なことと感じました。
▽Step1
(1)5月21日(水)「事前検討会」授業内容について話し合う
▽Step2
(2)5月28日(水)に教科[音楽]単元名[いっしょにあそぼう]
1回目の交流活動を行いました。(合同授業)
音楽の授業で1年生が主体的に音楽で楽しかったことを交流したいと主題を決めたことで意欲的で、園児も期待いっぱいで張り切り、1年生とやってみたいことを手紙に書いていました。
▽Step3
(3)6月27日(金)に向けて
単元のねらいを共有しました。鬼ごっこの単元の4時間目。お互いの指導計画を見直したりレベルアップ「もっとこうしたい」「どうすればよいか」という声を拾いながら進めていました。
▽Step4
(4)6月27日(金)の2時間目に教科[たいいく]単元名[いろいろな鬼あそび]
たいいくを通した授業では、広い運動場で、逃げたり、追いかけたり、相手をかわしたりとたくさん身体を動かし楽しんでいました。ルールややり方に変化を加える等で更に「やってみたい」という意欲を引き出していました。園児も1年生も学ぶ意欲や思いやりの心が感じられた授業でした。
〇自分たちで遊びを進めたり、作戦では話し合いをしたりと、先生方が主体性を意識し、工夫しているのが伺えた。
〇普段から、小学生と幼児が交流できたり見られる環境はすごくすばらしいと感じた。
〇5歳児が少し難しいルールにチャレンジしてみたり、1年生がどうすれば皆が楽しく遊べるかを考えていた。
〇こども園、小学校のどちらかに合わせるのではなく、こども園、小学校で大事にしたいことを話し合い指導案を作成することの大切さを学んだ。
〇子どもの実態、お互いのねらいを確認し、どのように授業をつくっていくかを話し合ったことは、とても参考になった。
〇活動の中で、子どもたちが自発的にリーダーシップを発揮する場面が見られた。体操の時に列を整えたり、作戦会議で仕切ったり、こうしたことは、異年齢交流や共同活動を通して自然にはぐくまれると感じた。暑い中5分という時間の中で活動する先生方の配慮に関心した。
お問い合わせ:教育委員会学校教育課 保こ小連携アドバイザー
【電話】098-998-7571