- 発行日 :
- 自治体名 : 総務省
- 広報紙名 : もっと知りたい!現在・未来のくらしと生活の情報誌 総務省 令和7年1月号
■TOPICS 03 立場を超えて集い、まちの未来像を描く
甲府まちなかエリア プラットフォーム
市の南部に建設されるリニア中央新幹線駅周辺で将来開発が進むことを見越し、行政と民間が連携して、旧来の中心市街地である甲府駅周辺におけるまちづくりの方向性を示そう、と立ち上げたのが、「甲府まちなかエリアプラットフォーム」です。
行政だけでビジョンを決めず、まちで事業を運営することになるプレイヤー、その活動を支えるサポーター、まちづくりや景観、交通などの専門的な知見を持つアドバイザーのメンバーで議論し、令和5年度に「甲府まちなか未来ビジョン2024」をとりまとめ、昨年10月にはプロジェクトのニーズ把握や効果検証を目的として、「みんなで『大好きな甲府の日常』をつくろう!」というコンセプトのもと広場や公園などを利用した社会実験を行いました。
今年度、この検証結果を踏まえて最終版のビジョンを策定、令和9年度には民間が事業主体となり、行政の伴走支援のもと、プロジェクトを「自走化」することを目標としています。
・広場の「居場所化」の社会実験として舞鶴城公園南広場に日除け、ベンチ、テーブルなどを設置した。
・オリオン通りでマルシェを開催。甲府のまちの「みんなの好き」を集めた掲示板も設置した。
・公園の「目的化」のため中央公園をスケートボードやダンスのプレイエリアに。
・魅力的なコンテンツづくりという民間の強みを生かしたチラシ。