その他 市議会の動き(2)

■高齢者に対する歯科口腔(こうくう)保健対策の推進
三神英彦(みかみひでひこ) 自由民主党

問:さらなる高齢化への対応や市民の健康寿命の延伸を図るため、口の機能の低下を指すオーラルフレイルの対策や誤嚥(ごえん)性肺炎の予防など、歯科口腔保健対策を力強く推進すべきだと考えますが、いかがですか。
市の答:歯科医師会などと連携して、75歳以上を対象に3区で開始したオーラルフレイルの状態確認と個別指導を行う講座を、2025年度からは全区に展開する予定です。また、高齢者の誤嚥性肺炎予防のための人材育成や介護現場との連携などについて検討したいと考えています。

■真駒内駅前地区の開発
あおいひろみ 民主市民連合

問:真駒内の特徴を踏まえた開発には、地域へ継続的な情報提供を行い、真駒内らしい景観を大切にしたいなどの地域の思いに耳を傾けながら丁寧に進めることが重要だと考えますが、今後どのように取り組んでいきますか。
市の答:引き続き丁寧な情報提供と地域の思いを反映させることに努め、民間のノウハウやネットワークを積極的に取り入れながら、都市機能の集積と自然環境が調和した真駒内らしい開発の実現に取り組みます。

■市民への情報発信の在り方
荒井勇雄(あらいいさお) 坂元・荒井

問:偏った報道を防ぐには、情報公開や市民が直接情報を得る機会を増やすべきだと考えますが、いかがですか。
市の答:広報誌やSNSなどで市政情報を直接発信しており、今後も効果的に情報発信を行っていきます。

■学校給食費の未納額増加対策
波田大専(はだだいせん) 日本維新の会

問:効果の低い未納者への催告費に税金を投じるより、給食費を無償化すべきだと考えますが、いかがですか。
市教委の答:未納対策は、法的措置の開始などにより強化します。無償化は国の動向を注視して検討します。

※市教委…市教育委員会

■ひとり親世帯の親の通院費助成
山口(やまぐち)かずさ 山口かずさ

問:賃金の上昇が物価高に追い付かず、ひとり親家庭の生活は厳しい状況です。ひとり親課税世帯の親の通院費も助成対象にすべきだと考えますが、いかがですか。
市の答:拡充には将来にわたり多額の自主財源が必要であり、慎重な検討が必要です。本来、国が全国一律で実施すべきであり、統一的な制度の創設を要望しています。

■市民自治の推進に関する市民への説明責任
米倉(よねくら)みな子(こ) 市民ネットワーク北海道

問:住民投票条例の制定に関する代表質問の市長答弁に誤りがあったことを広報さっぽろに掲載し、市民への説明責任を果たすべきだと考えますが、いかがですか。
市の答:答弁の一部に引用の誤りがあったため、市民に誤解を与えたことの経緯とおわびなどを市ホームページに掲載しており、市民への説明は十分に行っています。

■委員会の主な活動状況(2/11~3/10)
▽厚生委員会
陳情第38号「敬老パス並びに健康アプリについての新提案の再考を求める陳情」の初審査を行い、継続審査としました。また、健康寿命延伸に向けた高齢者施策(案)に係るパブリックコメントの結果について保健福祉局から説明を受け、質疑を行いました。(2/14)

編集:議会事務局政策調査課
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