- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道札幌市
- 広報紙名 : 広報さっぽろ 2025年8月号
昨年度の旅客数が約57万5千人と、1992年の現空港ビルの開業以来最多を更新した丘珠空港。計12路線が就航し、札幌の空の玄関口としての役割を担っています。今回の特集では、丘珠空港から行ける各地域の魅力、市が目指す空港の将来像などについて紹介します。
■就航地の魅力をご紹介!
丘珠空港では、北海道エアシステム(HAC(ハック))、フジドリームエアラインズ(FDA)、トキエアの定期便が運航しています。
・各社の時刻表は本紙掲載の二次元コードでチェック!
▽松本 95分
私が紹介します:FDA松本空港支店 瀬尾(せお)支店長
北アルプスの登山口としても有名な「上高地(かみこうち)」は、手つかずの自然が感じられる山岳リゾート。夏は水が透き通った梓(あずさ)川、秋は紅葉の景色がおすすめです。また、松本は湧き水が豊富な街。環境省の「平成の名水百選」にも選ばれた水を、街の至る所で飲めます。
▽名古屋(小牧) 110分
名古屋へ行ったら外せないのが「なごやめし」。ひつまぶしやみそかつは地元で広く愛されています。
▽静岡 115分
富士山世界文化遺産の構成資産に登録されている「三保松原(みほのまつばら)」。松林の緑、打ち寄せる白波、海の青さと富士山が織り成す風景は、歌川広重(うたがわひろしげ)の浮世絵などで表現されています。
▽新潟 105分
私が紹介します:トキエア客室乗務員 鷲尾(わしお)さん
新潟に来たらぜひ食べてほしいのが、新潟タレかつ丼。かつを甘辛いしょうゆだれにくぐらせ、ご飯の上にのせたご当地グルメで、私も大好きです。また、新潟からカーフェリーなどで行ける佐渡は、豊かな自然と海が魅力。「佐渡島(さど)の金山」は、昨年7月に世界文化遺産として登録されました。
▽奥尻 50分
抜群の透明度を誇る奥尻の海は「オクシリブルー」ともいわれ、夏はシーカヤックやSUP(サップ)などのマリンスポーツを楽しめます。
▽秋田 70分
私が紹介します:HAC客室乗務員 南山(みなみやま)さん
食の宝庫・秋田の食べ物の中で、私がおすすめしたいのが比内地鶏です。とてもジューシーで、ぷりぷりな食感はやみつきですよ。他にも、いぶりがっこを使った料理や、地物の新鮮な刺身など、この土地ならではのグルメを満喫いただきたいです。
▽利尻 55分
栄養豊富な利尻昆布を食べて育った利尻産のウニは、ウニの中でも極上の味といわれています。
▽女満別 50分
知床国立公園や網走国定公園など4つの自然豊かな公園に囲まれている空港。空港から網走や知床(ウトロ)まではバスが運行しており、冬の流氷など、美しい自然を体感できます。
▽根室中標津 55分
空港から車で約15分で行ける中標津町の開陽台展望館。昼は「緑のじゅうたん」とも表現される牧草地帯を、夜は満天の星を見られます。
▽釧路 50分
空港から車で約20分で行ける道の駅「しらぬか恋問(こいとい)館」は、今年4月にリニューアルオープン。海の見えるサウナがあるほか、白糠町で作られたチーズや海産物なども販売しています。
▽三沢 60分
航空・科学・宇宙がテーマの青森県立三沢航空科学館。約10mの高さからの滑空体験や無重力状態を楽しめる360度回転装置など、体験型の展示が豊富です。屋内外に18機の航空機の展示があり、中でもホンダジェット技術実証機の展示は世界でもここだけ!
▽函館 40分
空港から車で約5分で行ける「湯の川温泉」は、北海道三大温泉地※の一つといわれています。
※湯の川温泉、定山渓温泉、登別温泉
問合せ:空港担当課
【電話】211-2357