その他 市議会の動き(2)

■長引く物価高に伴うさらなる支援、魅力的な健康アプリの導入
森山由美子(もりやまゆみこ) 公明党

問:長引く物価高の中、物価上昇を上回る賃金上昇にはなっておらず、依然として市民生活は厳しい状況です。増額措置された国の交付金を財源としながら、本市独自の財源も活用して市民生活や事業者へのさらなる支援を講じるべきだと考えますが、いかがですか。
市の答:まずは、本年第1回定例会で議決された補正予算で行う水道料金の基本料金の減額や食料品高騰の影響を受ける保育所への支援など、市民生活や事業者への取り組みを進め確実に支援につなげます。その上で、社会情勢を踏まえて必要と判断した支援策は、国の交付金を活用しながらスピード感を持って講じていく考えです。

問:来年度から健康アプリが導入されますが、使い方などが不安な市民にも、制度の魅力や意義を分かりやすく伝えることで、健康づくりへの関心が高まると考えます。そこで、健康アプリの仕組みや魅力を市民にどのように伝えますか。また、多くの方が楽しく前向きに参加できるようにするために、どのように取り組みますか。
市の答:各種媒体を活用した広報や啓発イベントでアプリの魅力を伝えていきます。また、市民モニターの意見から改善を重ねたり、企業などと協同して新たな交流や活動につなげたりすることで、気軽に楽しく利用できるアプリになるように取り組みます。

■新厚別ふれあい循環バスへの支援、学校給食の今後の検討の在り方
吉岡弘子(よしおかひろこ) 日本共産党

問:新厚別ふれあい循環バスは、目標の収支率に未達の場合、廃止も含めて検討されるため、継続できなくなることが危惧されます。持続可能な地域交通となるため財政支援などの支援を行うべきだと考えますが、いかがですか。
市の答:新厚別ふれあい循環バスの運行継続のために、本市としても地域住民にしっかりと寄り添い、利用促進や協賛金獲得などの取り組みへの支援を継続していきます。

問:今後の学校給食の在り方は、経費削減の視点だけでなく、食育など教育的観点を優先し、本市が責任を持って検討すべきです。市民に現在の検討状況を広く周知するとともに、学校現場も含めて広く市民の意見や提案を取り入れるべきだと考えますが、いかがですか。
市教委の答:昨年度実施した調査結果を公表するとともに、本年から開催を予定している有識者会議では、教職員や保護者などの意見を取り入れながら、持続可能な給食提供の在り方を検討していきます。
※市教委=市教育委員会

■委員会の主な活動状況(6/11~7/10)
▽大都市税財政制度・DX推進調査特別委員会
令和8年度国の施策および予算に関する提案(通称~「白本」)について財政局から説明を受け、質疑を行いました。(6/17、6/30)

▽総合交通政策調査特別委員会
北海道新幹線(新函館北斗・札幌間)についてまちづくり政策局から説明を受け、質疑を行いました。(6/23)

■第3回定例会のお知らせ(本会議・決算特別委員会)
令和7年第3回定例会は9/24(水)から10/31(金)まで開催し、代表質問は9/29(月)から3日間の予定です。

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※会議の日程は本紙掲載の二次元コードから

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編集:議会事務局政策調査課
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