- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道札幌市
- 広報紙名 : 広報さっぽろ 2025年9月号
食べ物が食卓へ届くまでには、鮮度を保つ工夫や衛生管理など、さまざまな人の努力があります。
今回は、食の安全を守る重要な場所の一つである、中央卸売市場に着目し、現場で働く方の声や家庭でできる食中毒予防のポイントなどをご紹介します。
■中央卸売市場ってどんなところ?
▽北海道の食の流通拠点
1日1,000トンの食品が流通。札幌圏(※)230万人の食を支えます。
※札幌市、江別市、北広島市、石狩市、小樽市
▽主に道内の鮮魚と野菜を取引
道内からの入荷量は全体の7、8割を占めています。
・品目別取扱量ベスト3(令和6年度)
鮮魚介類
1位 タラ
2位 サンマ
3位 ニシン
野菜
1位 タマネギ
2位 ジャガイモ
3位 キャベツ
▽取引の安定や衛生管理を担う
中央卸売市場には多くの食品が集まるため、取引が効率良く行われて、流通にかかる手間や費用が減り、価格が安定します。販売前の検品や衛生管理、監視も徹底しており、品質も確保されています。安定した供給と食の安全を守るために、中央卸売市場は無くてはならない場所です。
■安全な食品を届ける中央卸売市場の役割
問合せ:
〔中央卸売市場について〕中央卸売市場【電話】611-3111
〔食品衛生監視員について〕広域食品対策担当課【電話】641-0635
〔食中毒予防について〕食の安全推進課【電話】622-5170