- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道函館市
- 広報紙名 : 市政はこだて 令和7年8月号
住み慣れたまちで安心して暮らすために
■認知症にかかわる地域の取り組みについて
近年、急速な高齢化の進展に伴い、認知症と診断される人が増加し、高齢者を対象にしたR4年度の調査では3人に1人が認知機能にかかわる症状があると推計されています。国ではR6.12に「認知症施策推進基本計画」を策定し、「新しい認知症観」に立った取り組みを推進することとしており、本市でも、認知症になっても住み慣れた地域で安心して暮らしていくことができるよう地域でさまざまな取り組みを行っています。そこで、今回は認知症にかかわる地域の取り組みについてご紹介します。
◆新しい認知症観とは…
認知症になったら何もできなくなるのではなく、認知症になってからも一人ひとりが個人としてできること・やりたいことがあり、住み慣れた地域で仲間等とつながりながら、希望をもって自分らしく暮らし続けることができるという考え方です。
◆地域の取り組み
◇認知症サポーター養成講座
認知症について正しい知識を持ち、認知症の方や家族を温かく見守る応援者を養成する講座。団体・グループで受講可。
現在、市内で約2万人のサポーターがいます。
◇認知症カフェ
認知症の方やそのご家族をはじめ、もの忘れが心配な方など、どなたでも気軽に集い、交流や相談ができる憩いの場。地域包括支援センターや函館認知症の人を支える会等が主催しています。
◇アルツハイマー月間inはこだて
毎年9月に開催。五稜郭タワーのライトアップ、市役所でのパネル展、映画上映会等を行います。
◇認知症ケアパス「知ってあんしん認知症ガイドブック」
一人ひとりが認知症を正しく理解するとともに、ご自身やご家族が認知症になったときの心構えとして活用できるよう、認知症の進行に応じた対応方法やサービス等を紹介したガイドブック。市役所や各支所、地域包括支援センター等で希望者に無料配布。
お問合せ:高齢福祉課
【電話】21-3081
■在宅要介護者等訪問歯科健康診査
7月開始 無料
対象:後期高齢者医療保険加入の市民要介護3以上の方、認知症やその他の疾外出して歯科受診が困難であると歯科医した方
内容:一般の歯科健康診査に加え、舌・機能の向上や食事・生活に関する指導を行います。必要に応じて訪問歯科診療に繋げます(保険診療)。
申込方法:口腔保健センターに電話申込み(【電話】56-8148)
お問合せ:健康増進課
【電話】32-1515
■難病医療講演会・相談会
申込不要 無料
日時:8/23(土)14:00~16:00
場所:総合保健センター
テーマ:パーキンソン病関連疾患(パー性麻痺、大脳皮質基底核変性症)の患者さんション
内容:実際に患者さんへリハビリテーションを行っている作業療法士から、在宅リハビリテーションや日常生活の過ごし方について講演していただく。
お問合せ:保健予防課
【電話】32-1539
■市民健康教室
申込不要 無料
日時:8/30(土)14:00~15:00
場所:中央図書館
定員:100人(先着順)
テーマ:「あなたのお口の健康状態知せんか?~オーラルフレイルとその予防~」
講師:函館歯科医師会 理事
スマイル歯科クリニック院長
鍵谷 毅 先生
※来場者にはこだて健幸アプリ150ポイント付与
お問合せ:健康増進課
【電話】32-1515
■おでかけウェルネスin五稜郭
申込不要
フレイル予防を目的に定期的に開催し健康増進・維持プログラム
(1)8/20(水)、(2)27(水)いずれも11:00~12:00
場所:ベルクラシック函館
参加費:1回300円
内容:
(1)大学生のオリジナルプログラム、(2)脳トレ体操and座りながら体操他
お問合せ:(一社)おでかけリハビリ推進協議会
【電話】22-7981