- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道岩見沢市
- 広報紙名 : 広報いわみざわ 2025年6月号
■誰でも、どこでも、自分らしく(令和7年度男女共同参画週間キャッチフレーズ)
性別にかかわらず、職場で、地域で、家庭でそれぞれの個性と能力を発揮できる〝男女共同参画社会〟を実現するためには、皆さん一人一人の取り組みが必要です。
近年、多くの自然災害が発生しており、災害対応でも男女共同参画の視点が必要といわれています。
予測不能な災害に備えるために、多様な立場や視点で私たちにできることを考えてみましょう。
◆災害時にはどんな困りごとが起きているの?
・避難所の運営で、男女の役割分担に偏りがある
・更衣室や間仕切りがなく着替えにくい
・生理用品が欲しいけど女性職員がいない
・性犯罪・性暴力被害に遭った
⇓ 解消するには
・〝男だから〟〝女だから〟というような性別による固定的な役割分担意識をなくす
・性別や年齢などにとらわれず、避難所運営にさまざまな視点を取り入れ、いろいろな人の声を反映させる
◆岩見沢市の男女共同参画の意識を見てみましょう!
市は、性別にかかわらず誰もが自分らしく個性や能力を発揮できる社会を目指して〝第3次いわみざわ男女共同参画実践プラン〟を策定し、さまざまな施策を推進しています。このプランは、令和7年度に中間見直しを予定しており、その準備として昨年9月、市民2,000人を対象に男女共同参画に関する考えや意見、現状などについてのアンケート調査を行いました。その結果、前回調査に比べると男女共同参画への意識が高まっているのが分かります。
○あなたは、「男性は仕事、女性は家庭」という考え方についてどう思いますか
前回調査と比較すると、反対よりの考えが13.4ポイント増加しています。
○岩見沢市では女性の社会参画が促進されていると思いますか
前回調査と比較すると〝十分されている〟〝どちらかといえばされている〟と考えている方が5.0ポイント増加しています。
○地域の防災・災害復興活動において、男女共同参画の視点からの対応が必要だといわれていますが、どのような対応が必要だと思いますか(回答は三つまで)
◆男女共同参画の視点を取り入れた市の防災対策
・市の防災対策〝避難所運営〟
女性に配慮した備蓄品の整備、間仕切りパネルによるプライバシーの配慮、性暴力やDV防止のためのホイッスルの配布、女性職員を最低1人配置するなど災害時に備えています。
・防災関係有資格者女性会議の開催
防災士や地域防災マスターなどの資格を持つ女性を対象に〝女性の視点からの防災対策〟をテーマに、地域の防災活動や避難所運営に関する会議を開催しています。
「普段からできないことは、急にはできません。日ごろから男女共同参画の視点を取り入れ、災害に強いまちを一緒に目指しましょう!」
■男女共同参画に関係する書籍を展示します!
ワークライフバランスやLGBTなど男女共同参画に関係する書籍を展示します。ぜひ足を運んでください!
期間:6月3日(火)~29日(日)
場所:市立図書館(春日町2)
■2025 男女共同参画市民フォーラム in いわみざわ
見直そう!我が身を守る身近な防災対策
手話通訳あり
参加無料
日時:6月22日(日) 午後1時30分~3時30分
場所:自治体ネットワークセンター(有明町南1)
講演:ママ目線!みんなで今すぐできる忘災術(ぼうさいじゅつ)~もしもに備えるいつも~
講師:歌う防災士 しほママ
定員:70人(申込順)
託児:無料(1歳以上の未就学児)
申込方法:6月2日(月)から18日(水)までに、氏名(ふりがな)、電話番号、市内・外の居住の別、託児の有無(有の場合は、こどもの氏名(ふりがな)、年齢、性別)、配慮の必要の有無(車椅子・手話通訳など)を、電話、ファックス、Eメールまたは市ホームページのフォームで
申込先:いわみざわ男女共同参画プラン推進市民会議事務局(市民連携室男女共同参画担当)
【電話】35-4271【FAX】23-9977【Eメール】[email protected]
その他:第10回 男女共同参画川柳コンテスト表彰式を同時開催します
問合先:市民連携室男女共同参画担当
【電話】35-4271