くらし 新庁舎の基本設計が完成しました
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- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道江別市
- 広報紙名 : 広報えべつ 2025年8月号
※基本設計の概要は本紙掲載の二次元コードから閲覧できます
市では、昨年6月に策定した「本庁舎建設基本計画」に基づき、新庁舎建設工事の基礎となる基本設計書の作成を進めてきました。
このたび、新庁舎の配置や構造、必要な機能・設備など、設計に必要な項目に関して基本的な内容をまとめた「本庁舎建設基本設計」が完成しました。
■新庁舎の概要
所在地:向ヶ丘26番地の内(江別高校跡地)
構造:鉄筋コンクリート造、一部鉄骨造、一部鉄骨鉄筋コンクリート造(免震構造)
階数:地上4階
延床面積:13,925平方メートル
現在、市内に分散している7つの庁舎(本庁舎、別館、第二別館、教育庁舎、錦町別館、土木事務所、環境事務所)を1カ所に集約することで、市民の利便性向上と市役所内部の連携強化を図ります。
原始林の太い幹を思わせる力強い外壁に、江別らしさを感じられるれんがと庇(ひさし)でアクセントを加えたデザインとします。
■新庁舎の特徴
○市民が利用しやすい庁舎
現在分散している庁舎を集約し、1つの庁舎で各種手続きを完結できるようにします。また、窓口サービスのデジタル化により、待ち時間短縮と手続きの簡略化を図ります。
○環境に配慮した庁舎
自然採光やLED照明などによる省電力化や、外断熱工法、高断熱窓の採用による断熱性能の向上を図り、一次エネルギー消費量を50%以下に削減するZEB Ready(ゼブレディ)認証の取得を目指します。
○ユニバーサルデザインに配慮した庁舎
出入り口の段差解消や思いやり駐車場を設置するほか、バリアフリートイレの各階設置やベビールーム、キッズスペースの確保など、誰もが利用しやすいデザインを導入します。
○災害に強い安全・安心な庁舎
大地震が発生した場合でも建物の被害を極力抑えることができる免震構造を採用します。また、非常用発電設備や備蓄庫などを備えた災害対策拠点機能としての充実を図ります。
■スケジュール
■概算事業費
建築工事費 114億9,000万円
外構整備費 11億4,000万円
解体工事費 7億2,000万円
その他経費 8億8,100万円
合計 142億3,100万円
■各フロアの特徴
※各会の図面は本紙またはPDF版をご覧ください。
○1階 子育て、福祉、市民窓口のフロア
戸籍部門や福祉関係、税関係の部署などを集約し、ワンフロアサービスを目指します。売店や多目的スペースも設置します。
○2階 まちづくり、教育のフロア
生活環境部、経済部、建設部、教育部など比較的来庁者が多い、まちづくりや教育に関連する部署を配置します。
○3階 政策、災害対策のフロア
総務部や企画政策部を配置するほか、市長室、副市長室と危機対策・防災担当部門を近接させ、災害発生時に迅速な対応ができるようにします。
○4階 議場、議会のフロア
議場や委員会室など議会機能を集約します。議場内の床はバリアフリーとし、机や椅子を可動式にすることで多目的利用を可能にします。
問合せ:庁舎建設推進担当
【電話】398-9935