くらし 《特集》住みよい江別、楽しい江別、もっとよくできる江別。(3)

■CROSS×TALK ぶっちゃけ!えべつはもっと楽しくできる!
地域おこし協力隊として活動する5名の隊員にえべつの良いところ、もっと伸ばせると思うところを話してもらいました。
※地域おこし協力隊とは
都心部から過疎地域に移住し、特産品のPRや観光支援、農業などの地域活性化に取り組む制度です。隊員は自治体から委嘱され、1~3年の任期で活動しながら、定住や起業を目指します。

佐藤雅:江別はもっとブロッコリーをPRしても良いと思います。例えば、ほかのまちでいうと北竜町は「ひまわり」が有名で、街灯もひまわりのデザインにしてますよね。江別もそれくらいやってもいいんじゃない?

菅原:PRでいうと、江別は「れんがのまち」と一目でわかるくらいれんがの建物がたくさんあったらうれしいですよね。例えば、れんがでできたゲームやアニメのキャラクターの像を作って、そのファンを観光客として市内に呼び込んでみるとかってどうですかね?聖地巡礼みたいな。

安東:ブロッコリーもれんがも有名だけど、江別市自体がベッドタウンで住みやすさを重視したまちづくりをしている印象があるからこそ、ちょっととがったことをやっても斬新で面白いかもしれないね。

佐々木:ブロッコリーって来年度指定野菜に登録されますよね。そういうPRをしていくのもプロモーションの一つになるよね。

佐藤雅:江別の特産品が、栄養価が高くて、消費量も多い指定野菜になることはすごいことだからどんどんPRしていかないと。
ブロッコリーって、筋トレしてる人がよく食べるイメージありますよね。なんか、マッチョと掛け合わせてPRできないかな。

佐藤優:筋トレする人は、鶏むね肉とブロッコリーとプロテイン大好きだもんね。

菅原:ブロッコリーの良さをPRしたら、マッチョだけじゃなく子どもたちの親が「栄養価が高いから子どもに食べさせたい」と感じるきっかけにもなるし、良いんじゃないかな。
マッチョと掛け合わせるとなると…例えばボディビルの大会を江別で開催して、優勝者には江別産ブロッコリー1年分プレゼントとか?

佐藤優:それはちょっと面白そう。雅之さんに出てほしい。
PRの話だと、江別市の学校給食って、地元野菜が多く使われているんですよね。

佐々木:江別市の学校給食では、地場産(北海道産)の食材が約7割使われていることも、もっとアピールしてもいいと思うな。全国でもかなり高い水準だし。

安東:さすが北海道。道産食材がたくさん使われていると親御さんも安心できるもんね。

佐藤雅:やっぱり、もっと良さをPRすることが大事だね。住環境としても、スーパーが各地区にあって、車がなくても住みよいし、JRで20分ぐらいで札幌駅に行けるし、札幌よりも地価が安いし。

佐々木:やっぱり私たちがPRしていくしかないですね。

菅原:江別って、人も情報も豊富だと思うんですよね。札幌にも近いし。知り合いに江別に住んでるフリーランスの人が結構いるんだけど、そういう意味では、江別を仕事の拠点にするのも十分アリだと思う。

佐藤雅:あっ、市内の大学にお笑いサークルあるよね。一緒になんかやりたいなぁ。お笑いライブとか。でも、江別にはやれる会場がないか…

佐藤優:確かに、使いやすい小劇場のような場所はないかも。場所があれば若者もチャレンジしやすいよね。

安東:もしかしたら、しっかりした場所じゃなくても、カフェなどで小さいライブくらいならさせてもらえるかもよ。カフェでイベントしてたりするし。
そういう、やりたいこととできることをマッチさせる何かがあったら、江別はもっとチャレンジしやすいまちになるかもね。

佐々木:そういうつながりを作るのって、都会だと仕事感が出てしまってやりづらかったり、田舎だと距離感が近すぎて、逆にやりづらい、みたいなことがあったりしそうだけど、江別って私の体感だとちょうどいい距離感だと思うんですよね。それは江別に来てすごく感じてて。
コミュニティが一つできたとしても、都会だともう一回同じ人と集まるのは難しいイメージだけど、江別くらいの規模だとまた集まりやすい、というか。

菅原:程よく都会で、程よく田舎だからこその良さがやっぱりあるよね。
この対談を読んで、「こんなことがしたい!」と思いついた人がいれば、ぜひ何か一緒にやりたいですよね。

佐藤雅:いいね~。どんどん江別盛り上がりますね。
江別は今でもいいまちだけど、もっといいまちになれますよね。みんなで頑張っていきますか!

▽地域おこし協力隊メンバー
・佐藤雅之(さとうまさゆき)隊員
江別市出身。お笑い芸人になるために上京。その後結婚し、Uターンで江別市に戻ってきて協力隊員になる。元お笑い芸人の強めなキャラクターが特徴。

・安東正子(あんどうまさこ)隊員
京都府京都市出身。パン屋めぐりが趣味で、ハルユタカを知ったときに、ちょうど江別市で協力隊の募集を発見。「北海道が私を呼んでいる」と感じ来江。

・佐藤優太郎(さとうゆうたろう)隊員
札幌市出身。札幌学院大学卒。大学のゼミで地域発展を学び、それを生かすために江別市の協力隊に応募。ЁBRI(エブリ)にあるアンテナショップの店長をしている。

・菅原康平(すがわらこうへい)隊員
岩手県花巻市出身。道内の大学に進学してからずっと北海道に住んでいる。趣味は走ること。かけっこ教室などを市内で手がける。プロギングを広めたい。

・佐々木穂波(ささきほなみ)隊員
兵庫県西宮市出身。大泉洋の出身地として知っていた江別を何度か訪れ、人の温かさに触れてココに住む!と決めた。自転車が趣味で、どこまでも走っている。

■まちはあなたのチャレンジで楽しくできる
住みよいまち「江別市」。でも、それだけではありません。
江別市には、「住みよくて、楽しいまち」を目指して熱い思いを持って頑張る人がたくさんいます。また、日常を彩ってくれる情報、人が集まり、出会いが生まれる場、本格的な食やイベントなどを楽しめる場所があります。
あなたのチャレンジで、今住んでいる江別市をもっとよくできるかもしれません。江別市に「あなた色」をプラスして、まちをもっと彩り豊かにしませんか。

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