- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道江別市
- 広報紙名 : 広報えべつ 2025年11月号
小中一貫教育は、令和5年4月から市立小・中学校で導入され、今年度で3年目を迎えました。(モデル学区の第二中学校区は4年目)
市内8つの中学校区では「目指す子ども像」を実現するために、教育課程のつながりを重視した「系統的な指導」、学習や生活のきまりをそろえた「一貫した指導」、中学校での体験授業や合同学習などによる「相乗的・補完的な指導」を3本の柱として取り組みを進めています。
この取り組みを充実させるため、全体会議や合同研修会、教科部会などの場を通して教職員同士の共通理解を図り、それぞれの教育活動の改善を進めています。
また、各中学校区では、学校便りやホームページ、懇談会、学校運営委員会などを通じて活動の様子や成果を伝えることで、取り組みの「見える化」を進めています。
こうした情報発信によって保護者や地域の皆さんへの理解や関心を深めています。
導入からこれまでの積み重ねにより、各中学校区の取り組みは着実に成果を上げています。
●「見える化」の取り組み
第一中学校区と第三中学校区では、小中一貫の学校便りを作って「見える化」に取り組んでいます。
●各中学校区の取り組み
▽第二中学校区 小学生の中学校探
小学2年生が生活科の学習で中学校を訪れ、校内の施設や中学生の学習の様子を見学し、将来の自分の姿を想像しました。
▽大麻中学校区 中学校登校と体験授業
3つの小学校の6年生が家庭科と技術科の体験授業を受け、小学校との違いを体験し、中学生の生活を身近に感じました。
▽野幌中学校区 夏休み中の部活動体験
小学生が中学校の部活動に参加して、練習を体験したり、先輩と交流したりして、中学校での「なりたい自分」を考え、部活動への意欲を高めました。
▽江陽中学校区 中学生の小学生夏休み学習支援
中学生が出身小学校の夏休み学習会に参加して、小学生の学習支援をしました。中学生にもキャリア教育の効果や自己肯定感の高まりが見られます。
※各中学校区の取り組みの詳細については、市HP「江別市における小中一貫教育」や小中一貫教育に関する刊行物「つなぎ つむぐ」、各校のHPなどをご覧ください
問合せ:学校教育課
【電話】381-1058
