- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道滝川市
- 広報紙名 : 広報たきかわ 令和7年11月号
■INTERVIEW
現役の消防団員のお二人にお話を伺いました。
◇消防団歴13年
第四分団員
渡邉 久之さん
障がいのある方の相談支援員の仕事をしています。
会社が消防団の活動に理解を示し、協力してくれています。
東滝川に住んでいたときに、地域の方にとても親切にしていただいていたので、この地域のために貢献できることがしたいという思いから消防団に入団しました。
入団してから13年、仕事と消防団の活動との両立は、職場と家族の理解があって続けることができています。
家族は操法訓練大会や出初式などイベントの際に、毎回応援に来てくれるので、消防団員として活動する姿を見せることができ、子どもたちに誇れるお父さんになることができたと思います。
消防団員として活動していく中で、特に印象深い思い出は、消防学校に通わせていただいたことです。消防学校にはいろんな地域の消防団員の方がいて、普段関わりのない地域の方々と交流することができるなど貴重な経験をすることができました。
また、今年は北海道操法訓練大会に出場したことも印象深い出来事の一つです。大会に向け、週4回練習を重ね、技術を磨き、一つの目標に向け努力したことで、メンバーとの絆も深まりました。
滝川消防団の代表として出場した北海道操法訓練大会では、見事3位に!
◇昨年入団した女性分団員
髙田 仰(あおぎ)さん
江部乙で農家をしています。
訓練は夕方からなので、団員としての活動も無理なく続けることができています。
10年前に元女性分団員の方に勧誘をいただいたことがあったのですが、当時は子どもも小さくお断りしました。
しかし、そのことが心のどこかで引っかかっていて、子どもが大きくなったのをきっかけに社会貢献したいという思いから消防団に入団しました。
また、夫も20年ほど消防団員をやっていて、いきいきと地域の方と活動しているのをそばで見てきたので、自分も消防団員として活動してみたいと思ったのもきっかけの一つです。
消防団の仲間は、年齢や職種を問わずいろいろな方がいて、交流することができます。
イベントや訓練を通して、地域の方や消防団の仲間との絆も深められ、一つの目標に向かって一丸となって取り組むことで達成感を味わうことができるのも魅力の一つです。
先輩方は規律を重んじつつも、優しく丁寧に指導してくれるので、新しく入ってくる方も気兼ねなく入ってきてほしいです。
防火フェスティバルでは、救命体験コーナーを担当しました!
■消防団の入団条件
消防団に入団するためには、次の条件にすべて当てはまる必要があります。
・市内在住者
・心身ともに健康な18歳以上50歳以下の方
・長く消防団に従事できる方
・人と関わるのが好きな方
・反社会勢力と関わりのない方
活動服・防火服・雨衣などの装備品一式は、貸与されますので購入費はかかりません!
※各分団には定数があるため、ご希望に添えない場合があります。
