- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道歌志内市
- 広報紙名 : 広報うたしない 令和7年2月号
■病院事業会計決算の概要
◆患者数の状況
年間延べ患者数は、入院が1万5645人で前年度から289人の減少、外来は9476人で前年度より95人の増加となりました。
◆経営の状況
総事業収益は5億8092万8千円で前年度から4177万1千円の減少、総事業費用は5億9936万3千円で前年度より75万8千円の減少となりました。
患者動向による収入状況では、外来収益6495万4千円、入院収益は2億4790万5千円で、外来は患者数の増加に伴い増収となる一方、入院では患者数の減少に加え医療必要度の高い患者の減少により減収となり、一般会計からの繰入金により収支の均衡を図りました。
結果として、消費税を除いた単年度収支で3063万4千円の純損失が生じ、累積欠損金は、7億9360万7千円となりました。
資本的収支における総収入額は1億578万円で、前年度より2914万9千円の増加、総支出額は1億2398万9千円で、前年度から3014万8千円の増加となりました。
なお、総支出額に対して総収入額の不足する額1820万9千円は過年度分損益勘定留保資金により補てんを行いました。
▽病院事業会計の決算状況 ※消費税含む
■下水道事業会計決算の概要
◆業務の状況
令和5年度の年間汚水処理量は45万603平方メートルで、前年度に比べ2・3%の減少、年間有収水量は30万3085平方メートルで、前年度に比べ2・4%の増加となりました。
この結果、有収率は67・3%で前年度に比べ3・1ポイントの増となりました。
また、年度末の処理区域内人口は2619人で、人口普及率は98・9%となりました。
◆経営の状況
総収益は2億8808万3千円で、営業収益が8161万3千円、営業外収益が1億9052万2千円、特別利益が1594万8千円となりました。
一方、総費用は2億466万2千円で、営業費用が1億8929万1千円、営業外費用が1374万9千円、特別損失が162万2千円となりました。
この結果、消費税を除いた単年度収支で8316万4千円の純利益となりました。
資本的収支における総収入額は190万円で、全額企業債、総支出額は9003万5千円で、建設改良費282万5千円、企業債償還金8721万円となりました。
なお、総支出額に対して総収入額の不足する額8813万5千円は、引継金1940万4千円、当年度分消費税及び地方消費税資本的収支調整額25万7千円、当年度分損益勘定留保資金6847万4千円で補てんしました。
▽下水道事業会計の決算状況 ※消費税含む