くらし 未来を共に創る まちづくりの新時代

令和3年4月からスタートした「第6次富良野市総合計画」では、まちづくりのスローガンとして、「「美しい」のその先へ。WA!がまちふらの」を掲げました。このスローガンは『めざすべきまちの将来像』を表しており、その実現に向けたアプローチとして「共創」と「デジタル」の活用を進めています。
「共創」は、少子高齢化や人口減少などの地域・社会課題が複雑化する中で、新たな課題解決や価値創造を進める手法です。市民、企業・団体、関係人口、教育機関、行政など多様な主体がビジョンや課題を共有し、対話を重ねることで、新しい価値を「共」に「創」り上げる、一歩進んだ協働・連携の形となります。
市では、令和3年度より「山部太陽の里」「農・スノー共創ラボ」「共創×デジタル」などの共創の取り組みを進め、その結果を基に、市の「共創」の基本的な考え方を「富良野市共創まちづくり推進指針」として令和6年8月にまとめました。
そして、令和7年度からは、共創のまちづくりをさらに進めるため、「共創まちづくり推進事業」をスタートします。この事業は、行政や地域課題の解決、新たな価値創造を「共創」により進めていくものです。
共創のまちづくりを進めるのは、市民・事業者・関係人口・行政など富良野市に関わる全ての皆さんです。ぜひ、一緒に共創のまちづくりに参加しませんか。まずは、共創の窓口(市企画振興課)までご相談ください。

◆富良野市共創まちづくり推進指針について
第6次富良野市総合計画のまちづくりスローガン「「美しい」その先へ。WA!がまちふらの」を進める基本アプローチ「共創」の基本的な考え方を整理し、職員、市民、民間団体などへ浸透・実践を積み重ねることで、共創のまちづくりを進めます。指針は市ホームページに掲載しています。

■令和7年度共創のまちづくり推進事業
地域や行政が抱える課題の改善や、新たな公益的事業の実現に向け、内外の様々なアイデアなどを事業検討や立案のプロセスに柔軟に取り入れ、共に取り組むことで、状況の改善を図るともに、共創の手法の浸透と定着を図り、共創のまちづくりを推進します。
1 提案募集と事業着手の流れ
(1)2つのカテゴリを設け、共創まちづくり推進事業募集要領により提案を公募します。なお、事業実施にあたっては、共創の要素を取り入れることを原則とします。
◇テーマ型共創事業(行政課題)
市が示す地域課題や行政課題をテーマとして、その改善策等を提案いただきます。
◇フリー型共創事業(自由な発想)
市民等の自由な発想により、地域課題や行政課題の改善策等を提案いただきます。

(2)フローチャート

2 共創促進事業の提案事業を実施するにあたり、助成金を新設します
(1)2つのカテゴリを設け、共創まちづくり推進事業募集要領により提案を公募します。
◇助成対象となる主な要件
・共創まちづくり促進事業に基づく提案事業であること
・市内において単年度で実施される公益的事業で、先進的または先駆的な要素があること
◇助成対象団体の主な要件
・法人または5人以上で構成した任意団体で、現に1年以上の活動実績がある団体
◇《助成金額・採択金額・件数》
・助成金額は、助成対象経費に相当する額(対象経費を100%助成)
・1件あたりの助成金額の下限は5万円、上限は100万円
詳しくは、5月中旬を目途に市ホームページで公募します。

3 共創の窓口を設置します
共創の取り組みを推進するために「共創の窓口」を富良野市企画振興課内に設置します。
本事業や共創に関することの最初の窓口として皆様のご相談をお受けいたします。

担当:共創の窓口(富良野市総務部企画振興課企画振興係)
【電話】0167-39-2304
【E-mail】[email protected]