くらし くらしの情報(連載版)〔消費トラブル〕

■契約って何だろう?契約前に注意したい確認事項
契約とは「法的な責任が生じる約束」のことです。物を買ったり、借りたり、クレジットカードを作ったり、使ったりするのも事業者との契約です。また、契約書などがない口約束でも契約は成立します。インターネット通販では、商品を選んで注文等のボタンをタップ(クリック)することで申込みとなり、注文完了などの承諾画面が表示されたり、メールが届いたりすることで契約が成立します。いったん売り手と買い手の間に契約が成立すると、一方的にやめることはできません。法律で定められたルールに従う必要があります。

◆契約前の確認事項
(1)契約先の情報を確認
会社名・住所・電話番号などの連絡先を確認しましょう。訪問販売では身分証などで訪問者の確認もしましょう。
(2)必要性を再確認
本当に必要な商品・サービスかどうか、冷静に考えてみましょう。
(3)代金の支払いが伴う場合
代金の他に支払う費用はないか確認しましょう。分割払いの場合は支払総額と支払い回数・期間も確認しましょう。
(4)契約書は署名の前によく読む
トラブルにならないよう、契約書は隅々まで読んで確認しましょう。
(5)うますぎる話には注意
あなただけ特別価格、絶対儲かるなど、うますぎる話には注意しましょう。
(6)断わるときははっきりと
「結構です」等の返事は相手が「OK」と受け取る場合があるので「お断りします」と伝えましょう。
(7)迷ったら第三者に相談
迷ったら一人で悩まずに、家族や友人・消費生活センターなどに相談しましょう。

▽相談はお電話で
【電話】39-1166
来所相談は電話での事前予約が必要です
・消費生活センター
複合庁舎2階
9:00~16:00
土・日・祝祭日は休み

▽土・日・祝日の相談は
・消費者ホットライン

利用方法:音声案内→『1』を押す→お住まいの郵便番号7ケタを入力