くらし 青少年指導センターからのお知らせ

◆春休みは要注意!
卒業や入学を迎えるこの時期は、開放感や不安感から夜遊びや飲酒・喫煙などの不良行為が心配されます。事故や事件、ネットトラブルに巻き込まれるなどの危険性も高まります。
毎日の生活の中で、子どもの言動や生活態度に関心を持ちましょう。
▽「夜遊び」には危険がいっぱい
飲酒や喫煙などの不良行為につながったり、悪い誘いを受ける、金品を脅し取られるといった事件に巻き込まれたりする可能性が高くなります。

▽「万引き」は窃盗罪
自ら行うことはもちろん、「見張る」「命令する」「万引きした物をもらう」ことも犯罪です。一度でも手を染めると罪の意識が薄れ、重大な犯罪にエスカレートする恐れがあります。

▽「自転車利用」はルールを守って
雪解けとともに自転車の利用が増え、行動範囲が広がります。
ヘルメットを着用し、交通ルールを守って安全運転を心掛けましょう。

▽「不審者」から身を守る
今年度(令和7年1月31日時点)、市内では不審者に関する事案が10件発生しています。特に公園や通学路に1人でいると、狙われやすく危険です。
お子さんが自身で危険から身を守れるよう、防犯の基本である「いかのおすし」を繰り返し教えましょう。

▽いかのおすし
・知らない人にはついて「いかない」
・知らない人の車には「のらない」
・連れて行かれそうな場合は「おお声を出す」
・危険を感じたら「すぐ逃げる」
・危険なことがあったら、家族や学校に「しらせる」

◆スマホの使い方、大丈夫?
SNSトラブルや事件に巻き込まれないよう、スマートフォンの使い方など、インターネットに関する知識や情報モラル・コミュニケーション能力を親子で身に付け、正しく利用することが重要です。
▽家庭のルールは具体的に
長時間の利用が原因でネット依存症になるケースが増加しています。
それぞれのご家庭でルールを作りましょう。「利用時間は夜9時まで」など具体的に決めることがポイントです。

▽フィルタリングで子どもを守る
「フィルタリング」は、子どもが不用意に違法・有害なサイトにアクセスしないよう制限する機能です。
スマートフォンなどには必ず「フィルタリング」を設定してください。

総務省では、実際に起きたトラブル事例とその予防法や対策法を公開していますのでご覧ください。

問合せ:市青少年指導センター(第2庁舎)
【電話】82-3299