くらし 令和7年度 当初予算の主な事業

我が国経済は、コロナ禍による落ち込みから回復し、30余年ぶりの高水準の賃上げ、史上最高水準の企業の設備投資など、デフレから完全に脱却し、成長型の経済を実現させる好機にあるとされています。こうした中、今後は、足下の賃金上昇を構造的な賃上げに結び付けるとともに、経済の規模を拡大させつつ、経済再生と財政健全化を両立させる歩みを更に大きく前へと進める必要があるとしています。
国の令和7年度予算編成においては、経済・財政一体改革を推進するとし、一方、重要な政策の選択肢をせばめることがあってはならず、歳出全般にわたり、施策の優先順位を洗い直し、無駄を徹底して排除しつつ、予算の中身を大胆に重点化するとした方針が示されていました。
新篠津村におきましても、国の方針や動向を注視し、社会保障関連経費や公共施設マネジメント経費への対応、物価高騰等による経費の上昇など社会情勢を勘案して予算の編成を進めました。
将来に向けた持続可能な行財政運営を確立するため、限られた予算で最大の事業効果を発揮できるよう事業の選択と集中を進めるとともに、行政の更なるスリム化、行政サービスの提供にかかるコストやサービスについても見直しを行い、経費の抑制・縮減に努めながら、さらなる住民サービスの向上を図っていきます。
引き続き、『豊かな田園に囲まれた笑顔あふれるまち・新しのつ』の実現に向け、必要な事業を重点化した予算としています。

●総務費
地域振興や一般事務に使うお金
▽自治活動への支援・助成
▽高齢者運転免許証自主返納サポート事業
▽防災ガイドブック作成・配付事業
▽情報システムの標準化等事業
▽ふるさと納税事業
▽新篠津産米魅力発信事業
▽役場への産業医配置事業

●民生費
各種福祉事業を行うためのお金
▽各団体等への支援・助成
▽障害福祉・介護・訓練等給付事業
▽高齢者等在宅生活支援事業
▽保育所運営事業
▽保育士等就労奨励金

●農林水産業費
農業の振興、用水の維持に使うお金
▽農業経営体への融通資金利子助成
▽多面的機能支払交付金
▽環境保全型農業直接支払交付金
▽道営土地改良事業負担金
▽揚水機場施設の管理

●公債費
借入金の返済に使うお金

●議会費
村議会の運営を行うためのお金
▽村議会のデジタル化推進事業

●土木費
道路や住宅、まちづくりに使うお金
▽電気自動車導入事業
▽除排雪事業
▽公営住宅共用部LED化事業
▽しのつ公園等公園の維持管理
▽公営住宅等の維持管理

●教育費
学校教育や社会教育に使うお金
▽小中学校情報システム整備事業
▽児童生徒1人1台ICT端末更新事業
▽児童生徒修学旅行費補助金
▽コミュニティプラザ第1LED化事業
▽第5地区ふれあいセンター空調設備設置事業
▽学校給食への新篠津産米活用事業

●衛生費
村民の健康やごみ処理に使うお金
▽予防接種事業
▽がん検診等検診・検査事業
▽妊産婦健診・産後ケア事業
▽不妊・不育症治療費助成
▽保健センター空調設備設置・冷風機整備事業

●商工費
観光事業や商工業の振興に使うお金
▽中小企業等特別融資事業
▽産直市場・道の駅振興事業
▽ふれあい公園駐車場整備事業
▽パークゴルフ場管理運営事業
▽新篠津村観光協会への補助金
▽新しのつ青空まつりへの補助金
▽たっぷの湯大規模改修事業(実施設計)
▽しんしのつ天文台管理運営事業