くらし 令和7年度 当初予算の概要

令和7年度は「新篠津村まちづくり総合計画」後期計画4年間の3年目となり、令和8年度までの基本構想の達成へ道筋をつけるためにも着実に推進いたします。また、未来に向け持続的で活気あふれる地域づくりに努めてまいります。
誰もが健康で安心安全な暮らしが実感できるよう生活基盤の充実を図るとともに、交流人口の増加を図るべく、村のPRや観光拠点の整備に重点を置き進めてまいります。

■一般会計 歳入
歳入の構成は、国から交付される地方交付税が半数近い46.6%と最も割合が高く、次に村の貯金である基金からの繰入金11.8%、道支出金、村税と続きます。今後も、地方債の発行や基金の適切な管理による、財源の確保に努めていく必要があります。

・自主財源
11億9,807万円(31.0%)
・依存財源
26億6,093万円(69.0%)

●歳入の主な前年比増減の理由
▽寄付金
7,000万円、87.5%の増⤴
ふるさと納税寄附金の増
▽繰入金
8,671万円、23.5%の増⤴
各種基金取崩しの増
▽村債
2,420万円、12.8%の減⤵
ロータリ除雪車購入事業債の減など

◆ 各会計の予算規模(単位:円、%)

◆企業会計(単位:円、%)

■一般会計 歳出
歳出(性質別)では、人件費・扶助費・公債費を合計した義務的経費が前年比6.3%の増、投資的経費(普通建設事業費)が同12.5%の減、その他の経費を合計して同7.8%の増となりました。

投資的経費が抑えられている中であっても、村の借金返済にあたる公債費が高く、物価高騰等の影響による経常経費の上昇により予算規模が膨らんでいます。

●歳出(目的別)の主な前年比増減の理由
▽総務費
1億6,648万円、15.5%の増⤴
情報システムの標準化等事業、村長及び村議会議員補欠選挙費、国勢調査費の増など
▽農林水産業費
3,636万円、7.9%の減⤵
道営土地改良事業負担金の減など
▽商工費
7,310万円、93.4%の増⤴
ふれあい公園駐車場増設及び補修工事の増など

●歳出(性質別)の主な前年比増減の理由
▽人件費
5,497万円、8.8%の増⤴
地域おこし協力隊の増員による増など
▽物件費
1億7,884万円、19.4%の増⤴
物価高騰の影響による増など
▽繰出金
1,383万円、9.5%の減⤵
国民健康保険・介護保険特別会計への繰出金の減など