- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道鹿部町
- 広報紙名 : 広報しかべ 2025年4月号
■遠藤 麻耶 隊員[移住・定住事業サポート]
○協力隊活動報告
・移住希望者の窓口相談、定住後のサポート。
・北海道移住フェアに参加(大阪、東京)。
・大和ハウス工業 鹿部リゾートでのイベントサポート。
・鹿部町で暮らす皆さまとの交流イベント企画など地域貢献活動。
・他市町との交流、つながり作り。
・鹿部町公式YouTubeチャンネル「しかべチャンネル」動画制作。
○私的な活動
・道の駅しかべ間歇泉公園 店内ディスプレイ等の提案、POP等制作。
・函館市内カフェの雑貨事業のアドバイス。
・日本茶、台湾茶、中国茶の出張茶屋(喫茶moi、道南地域おこし協力隊ネットワーク主催イベント)
・ゆめ二胡函館教室代表。二胡奏者 福本ゆめ先生の門下生としてコンサート等に参加。
大根祭りでの二胡演奏奉納/函館天祐寺(9.15)、函館市ざいだん出前コンサート/函館亀田交流プラザ(12.7)
・スパイスカレーの会/森町ヤマウミベース。厚沢部のスパイスカレー屋Koliさんのカレー講座とブレンド中国茶のペアリング
…ありがとうございます!…
鹿部町に暮らして3年9か月、多くの素晴らしいご縁に恵まれて幸せな日々を過ごしています。
地域おこし協力隊(移住定住事業サポート担当)としては、先月3月31日付で任期満了となりましたが、今後も道南地域に貢献していきます。どこかで見かけましたら、お声かけくださいませ。
■S・M 隊員[学習支援/算数・数学]・S・R 隊員[学習支援/英語]
学び場の担当として、昨年度、我々が実践した活動について報告します。
1 「学び場での指導」
学び場の学習形態は、「自習と質問」の繰り返しです。我々は、子どもたちから質問が出た場合は、最もわかりやすい解説を行うよう心がけてきました。なお、その際は子どもたちの表情から理解度を読み取り、更なる解説を行うこともありました。
2 「担当教科の教材研究」
子どもたちの質問に対して最適な解説を行うために、日々の教材研究に時間をかけて取り組みました。その際、躓きやすい箇所に留意し、よりわかりやすい解説の準備をしました。
3 「全国難関国公私立高校入試問題への取組」
我々は子どもたちに学びの範を示すために、全国の高校入試における難問に取り組んできました。教える立場の我々も、日々、研鑽が必要であることは言うまでもありません。我々は元中学校の教師ですが、学びに対する興味・関心は現在も旺盛です。
4 「専門書の読み込み」
我々は教職をリタイアして10数年が経過した後に学び場の担当になりました。その期間で当然のごとく教育界は進化を遂げていました。我々は、それに追いつくために専門書を読み込んで研修を積むことを心がけてきました。
地域おこし協力隊の学習支援員として、3年間の任期を終了し充実感に満ち溢れています。私たちが関わった子どもたちの学力が少しでも向上していれば幸いです。
■岩岸 悟 隊員[鹿部温泉観光協会]
○観光を通した地域活性化への取り組み
指針:令和5年3月「新たな観光立国推進基本計画」において
・観光振興が地域社会・経済に好循環を生む仕組づくり
・観光産業の収益力・生産性向上、従業員の待遇改善(稼げる地域)
・地域住民の理解も得ながら、自然、文化の保全と観光の共生・両立による「持続可能な観光地域づくり」が戦略的取り組みの方向性となりました。
○令和6年度・主な取り組み(1)[地域連携での取り組み]
・「環駒ヶ岳広域観光協議会」(※鹿部町・森町・七飯町、3町による連携の推進)
・観光振興を目的にDMO(観光地域づくりの司令塔・組織)に向けた勉強会での講演活動
・首都圏で実施する観光・物産展・販売等、プロモーションの調整
・観光関連事業者や省庁、大学等、観光振興に伴う情報収集等
○令和6年度・主な取り組み(2)[観光案内所・協会業務での取り組み]
・観光案内所での電話、窓口対応
※問い合わせ項目
(1)日帰り温泉
(2)外国人観光案内
(3)しかべ間歇泉について
(4)地域の観光
・鹿部を軸に周遊観光の観光素材の掘り起こし、受け入れ態勢の検証等
・地域ブランド調査((株)ブランド総研調べ)による魅力度・認知度、ランキング検証・分析
○今後の目標
・多様な関係者との「持続可能な観光地域づくり」地域活性化に取り組みます。
・データに基づく明確なコンセプトづくり、戦略(ブランディング)の構築を目指します。
・地域の魅力向上に資する観光資源の磨き上げ、域内交通、アクセス、周遊観光の可能性模索。
■橋井 勲 隊員[鹿部温泉観光協会]
○協力隊の活動
・地域資源の発掘・調査・分析
・JR北海道様との交渉
・観光案内所「シカベステーション」開設
・「15時31分のコンサート」企画・開催
・鹿部駅におけるゲストハウス、カフェ、ショップ、スマート自販機設置
野菜工場、アクアポニックス、ワークショップ等の企画
・鹿部駅開業80周年記念(令和7年6月1日)の企画
・鹿部駅を起点とするガストロノミーウォーキングの企画
・鹿部駅を起点とする観光タクシープランの企画
・ガストロノミーウォーキングin高山(岐阜県高山市)視察
・大和ハウス野菜工場(富山県高岡市)視察
・スマート自販機・アクアポニックス(札幌市)視察
・鹿部町民との交流 シカベステーション、カールスクラブ(スポンジテニス)
○プライベートな活動
・木質バイオマス発電所(北斗市) 視察
・地熱発電所・バイナリー発電所(森町) 視察
・空き家課題トータルコンサルタント 資格取得
・サスティナブルなまちづくりプランナー 資格取得
・北海道京都県人会 設立
○今後の目標
・鹿部駅ゲストハウスの設立
・ガストロノミーウォーキングの開催
・観光タクシープランの実施
・鹿部町の知名度アップ
・移住・定住の促進