- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道倶知安町
- 広報紙名 : 広報くっちゃん 令和7(2025)年8月号
転入者や移住者が多い倶知安は、まちの姿が変化しやすい環境にあります。また、新幹線駅や高規格道路により、これから町並みの大きな変化が予想されています。
今月の特集では、景観の視点から見る倶知安のまちづくりを紹介します。
■町にあわせた景観まちづくりを目指して
雄大な羊蹄山に見守られながら、今日までの豊かな暮らしと文化を築き上げてきた本町の景観まちづくりは、これまで北海道景観計画に基づいて進められてきました。
本町は変化の大きい町であるため、さらにきめ細かな景観まちづくりを進める必要があると考え、令和4年9月1日に「景観行政団体」へ移行しました。
景観行政団体は、独自の景観計画の策定や景観に関するルール作りなどを行うことができる地方公共団体を指します。
■生き生きした人々の姿がこの町で続くように
景観行政団体へ移行した本町は、町に関わる全ての人が、この地に誇りと愛着を持ち続けられるよう、令和5年1月1日に「倶知安町景観計画」を策定しました。
計画では、倶知安らしい景観が雄大な自然のもとで営む人々の生き生きとした姿という考えのもと、基本理念を「未来へつなぐ羊蹄の輝き」としています。
■景観何ってだろう?
「人間を取り巻く環境の眺め」と言われ、私たちの暮らしや日々の習慣などから生まれた文化と自然が織りなす風景や景色を指します。
景観の要素となるものを大切にすることが、町の魅力向上につながります。
(1)自然・地形
(2)農林業
(3)まちの基盤
(4)暮らし・産業
(5)人々の愛着・文化
倶知安町の景観特性を把握する要素階層(景観計画より)
■地域ごとの特徴にあわせた町並み・風景づくり
建物を建てることや開発行為で土地の形を変更することは、倶知安らしい自然の豊かさや町並みの変化に大きく影響を与えます。
そのため、『倶知安町景観計画』では、町内で一定の規模を超える建築・開発計画などに対する基準を定め、届出の提出を義務付けています。
▼町を5つの地域に分けてルールを定めました
・駅前周辺重点地域
・市街地域
・郊外地域
・リゾート景観重点地域
・リゾート近隣重点地域
▼届出では次のようなことを確認します
・高さや位置が周りにある建物や道路から羊蹄山などの眺めに大きく影響しないか
・色の明るさや鮮やかさ、デザインが周囲となじんでいるか