くらし 令和7年度予算

■全会計 169億1,631万4千円(前年度対比22.5%増)
一般会計:116億6,300万円(前年度対比37.5%増)
特別会計:37億1,632万4千円(前年度対比0.6%減)
公営企業会計:15億3,699万円(前年度対比3.7%減)

一般会計の当初予算額は、一体型義務教育学校の建設費として32億円が計上され、前年度を大きく上回る予算額となりました。そのほか、山加山線舗装改修事業(零号~南5号間)や地域おこし協力隊関係経費などの増額がありました。
新規事業としては、帯状疱疹ワクチン接種事業による費用助成を行うほか、ローカルスタートアップ推進事業による創業塾の開催や起業希望者等の「ひと」の誘致に取り組みます。
引き続き、高校卒業までの医療費の無償化を実施するなど、「人口の安定化」対策を積極的に行い、誰もが幸せを実感できる「まちづくり」を目指すために、新規施策を含めた各種諸事業に予算を配分しました。その一部については、後のページで紹介します。

▽一般会計
町民1人あたりの予算:117万7,724円
1世帯あたりの予算:239万8,314円
人口 9,903人(4,863世帯) ※R7.1.31現在

▽1人あたりの予算の内訳
・産業振興などに 122,765円
・高齢者・児童福祉などに 179,676円
・ごみ処理や予防接種などに 73,679円
・学校や図書館・体育施設などに 390,884円
・消防や救急活動などに 27,968円
・道路・河川・公園の整備などに 142,771円
・庁舎維持・情報化推進などに 128,891円
・借入金の返済に 99,727円
・その他(議会費ほか) 11,363円

▽各会計別 当初予算額

▽町債残高の状況

▽特徴
支出では、りふれ改修事業や基線南9号橋架換事業の完了などの減額がありますが、一体型義務教育学校整備や山加山線舗装改修事業などの増額により、前年度を上回る予算額となりました。
収入では、経費の物価上昇分を補う地方交付税の増加が見込めないこともあり、年度当初の財源不足を基金(貯金)の取崩しで補いました。
国民健康保健特別会計は保険給付費の減、後期高齢者医療保険特別会計は後期高齢者医療広域連合納付金の減、介護保険特別会計は給付費の増、下水道事業会計は処理場建設改良事業費の減、町立長沼病院事業会計は固定資産購入費などが減となりました。

▽借金の返済状況
今年度は特別会計・企業会計を含めて約11億6千万円の償還(元金)を行います。令和7年度の主な借入は、一体型義務教育学校整備事業や道営農地整備事業(新光東1期、新光東2期、14区、新光西)などがあり、残高は前年度より約21億円の増額となる見込みです。

■長沼さん家の家計簿
令和7年度一般会計の予算額を、一般家庭の年収に置き換えました!
▽収入

▽支出

※金額は1,000分の1で表示