子育て 令和7年度町教育行政執行方針(3)

▼社会教育
▽幼児・青少年教育
次代を担う子どもたちの健全育成を図るため、生後10か月の乳幼児をはじめ、保育園年中児、小学1年生及び中学1年生を対象とした「ブックスタート事業」を継続し、家庭・地域・学校における読書活動の推進と読解力向上を目指し、環境整備を推進します。
小学生を対象とした「ちびっこチャレンジ教室」については、引き続き様々な分野の講師を招致し、町内での開催を主に実施してまいります。
また、小学校低学年以下を対象とした水泳事業につきましては、町営プールの休止に伴い、本年は試行的に学年を限定して町外施設を利用し進めてまいります。
今後も様々な体験活動と学習機会を提供するとともに、親子で参加できる事業も展開し、保護者の交流の場と子育て支援を行います。
さらに、雨竜高等養護学校の協力のもと実施している「ウッドスタート事業」をはじめ、「雨竜町ジュニアスクール」や、子ども会育成連活動への支援、小中学生を対象とした「リーダー養成講習会」を引き続き実施してまいります。

▽成人教育
幅広い世代の多様なニーズを的確に把握し、多くの人が参加しやすい環境づくりを進めるとともに、各種団体やサークル活動の育成支援を行ってまいります。健康づくりや体力づくりに関する教室など基礎から応用までを推進する一連の機会を設け、より多くの方に興味を持って参加していただけるよう教室内容の充実を図ってまいります。

▽高齢者教育
高齢者が明るく健やかで有意義な生活を送るため、健康を保持し、教養を深め、生涯にわたって学習できる雨竜町高齢者の学びの場「いきいき学園大学」を引き続き開催し、学習機会の充実に努めるとともに、レクリエーション、サークル活動への支援を行ってまいります。

▽スポーツ振興
北海道日本ハムファイターズとの連携協力による「キッズサマーキャンプin雨竜」をはじめ、女子バレーボールチームアルテミス北海道との共同事業により、運動教室等を開催し、幼少時からの体力づくりと身体を動かす楽しさを醸成することを目的とした様々な取組を展開します。
町民の年代に応じた健康維持や体力、運動能力向上のため、スポーツ・レクリエーションに親しむ機会の提供に努めてまいります。

▽芸術文化振興
雨竜町の文化活動を行う方々が発表する貴重な機会である「町民文化祭」の開催をはじめ、芸術や文化団体の育成と活動支援を行うとともに、芸術鑑賞事業等を実施します。
また、郷土伝統芸能を「うりゅう」の歴史的文化として次世代に伝承するため、郷土伝統芸能の活動に対して、積極的な支援を続けてまいります。

▽社会体育施設維持管理
社会教育活動を行う上での拠点となる各施設の適切な維持管理と有効活用、さらに経費の削減に努め、利用者の視点に立った施設の環境改善に取り組んでまいります。

▽おわりに
以上、令和7年度の教育行政に関する基本的かつ重点的な事項について申し上げました。
教育委員会といたしましては、子どもたちの健やかな成長を支える学校教育の充実と町民一人ひとりが健康で心豊かに、仲間とふれあい笑顔あふれる生涯学習社会の構築を目指すため、教育に携わる全ての関係者がそれぞれの果たすべき役割と責務を自覚し、地域に根ざした教育行政の推進に最善の努力をしてまいります。
町民の皆様をはじめ議会議員各位、そして各関係機関団体のご理解とご協力を賜りますよう心からお願い申し上げ、教育行政執行方針といたします。