くらし 3/14 まちづくり講演会 景観と地域の魅力

昨年2月16日に行われたまちづくりフォーラム「かみふのいいとこ再発見」で、町のいいところの一つとして意見の多かったのが「自然、景色」でした。
その意見を基に、今年は講師として風景写真家の高橋真澄さんを招き、自身が撮影した魅力あふれる景色の写真を、参加者と映像で見ながら、講演いただきました。講演はかみんを会場に行われ、51人が参加しました。高橋さんは、町内深山峠地区に「ノースランドギャラリー」を開設、上富良野町を拠点に富良野~美瑛地区で撮影を続けているプロカメラマンです。
「この地域は、海がないだけで自然すべてがそろっていてとてもめずらしい。日本で1年通じてこれだけの変化、季節感のあるところはない。虹は世界有数である。サンピラーが自然風景のなかにとけこめるのも上富良野町のいいところ。また、垂直移動ができ、同じ日でも十勝岳温泉まで上がるとひと月以上の季節感の差があるところも魅力」と伝えられました。映像では十勝岳温泉、深山峠、千望峠などの写真も紹介されました。
「同じ場所で同じように撮るのではなく、各々が好きなようにどのように撮るか探せる上富良野町は、今後写真を撮りに来る人が多くなると思う」と話し、地元上富良野町の幻想的な風景に、会場からは感嘆の声が上がっていました。