くらし 猿払村図書室 おすすめ本のご紹介

開館日時:火・水・金・土 12時00分~18時00分

《一般図書》
■11ミリのふたつ星
砥上裕將/著
不器用な青年・野宮恭一は視能訓練士として着実に力をつけていた。ある日、野宮が喫茶店で出会ったのは、世界を立体的に見ることのできない四歳の少女・灯だった。限られた時間の中で灯の訓練を重ねるうち、野宮はロービジョンの小学生や糖尿病網膜症の漫画家など、さまざまな悩みを抱えた人々に出会う。目に宿る奇跡に向き合い、野宮が見つけた答えとは。

■ロスト7
真山仁/著
旧ソ連製の超小型核爆弾、通称“レベジの核”が、新潟の原発付近に持ち込まれた。核テロの脅威にさらされた日本政府は、国際謀略のエキスパートにして伝説のスパイマスター・冴木治郎に対処を依頼。その矢先、“ロスト7”を名乗る正体不明の人物から総理官邸に犯行声明が届く。冴木は、核の行方と“ロスト7”の正体をつきとめることができるのか。

■公安外事警察の正体
勝丸円覚/著
観光客を装った彼らの集合場所は東京―。スパイやテロリストの行動を追尾し、不正な情報漏出や破壊活動を防ぐ「外事警察」。そこにはどんな人材が抜擢されるのか。そしてどんな職務に従事し、いかなる日常を送っているのか。警視庁公安部外事課OBが明かすカウンターインテリジェンスの実態を明らかにする。

《児童図書》
■しょうがっこうが、きらいです
山本悦子/作
小学校一年生のマユは、もやもやした気持ちをかかえている。学校の給食のエビフライにはエビがすくないし、粗暴な男の子も苦手。友達は話し相手になってくれない、授業も簡単でつまらない。「がっこうがいきたくない」と思ってしまったある日、生活科の授業でしゃぼんだまの国をつくることになり…。

■すごいトイレのはなし
佐藤満春/著
毎日行くのにトイレにはなぞがいっぱい。穴のむこうはどうなっているのか。便器はどんなふうに進化してきたのか。オフィスビルや野球場でのトイレそうじの発見とは……。「名誉トイレ診断士」の資格を持ち、さまざまなトイレそうじの現場を経験してきたお笑い芸人のサトミツさんによる、深くて楽しいトイレの話。

■ぼくの名前はトラ
宮寺良平/著
大好きなおばあさんと友達同士として仲良く暮らしていた猫、トラ。しかし阪神・淡路大震災の発生でその生活は一変、おばあさんがトラを連れて避難所に入ろうとしても「ペットは無理だよ」と断られ、新しい飼い主が見つかっても、トラは元のお家に帰りたくて仕方ありません。震災と孤独を乗り越えた猫の新たな友情と絆の物語。

問合せ:
農村環境改善センター【電話】2-3695
教育委員会【電話】2-3011