- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道新得町
- 広報紙名 : 広報しんとく(令和7年4月号)
令和7年度予算が3月の定例町議会で可決され正式に決定しました。
予算のポイントや重点事業などをお伝えします。
◆予算のポイント
▽「人が集い賑わいと笑顔が広がり未来につながるまち」の総仕上げ
令和7年度は第8期総合計画の最終年であり、町の将来像である「人が集い賑わいと笑顔が広がり未来につながるまち」の実現に向けた取り組みの総仕上げを行う、重要な年となります。目標の実現に向け、取り組んできた施策を着実に進めるとともに、将来の新得町の発展に繋げていくための予算としました。
▽優先的に取り組む3つの施策
(1)ゼロカーボンシティ実現への取り組み
(2)駅前周辺再整備 スマートIC・道の駅整備推進
(3)町民の利便性やサービスの充実に資するデジタル技術の活用推進
▽まちの変化や進化を「実感」できる予算
新得駅前地域交流センターとくとくの開業や、サホロクリニックの開院が予定されております。まちの活性化を町民のみなさんに実感していただけるように、新しく建設した施設と連動した、効果的な施策の展開を図っていきます。
◆歳入
▽歳入の主なモノ
『町税』10.5億円(+0.2億円)
給与所得の増加による個人町民税の増加を見込んでいます。
『繰入金』4.1億円(△11.9億円)
新得保育所改修工事、町営温水プール設備更新等のため、積み立てている基金(貯金)を一部取り崩して使います。
『地方交付税』37.3億円(+1.0億円)
国の財政計画の伸び率などを踏まえた増加です。
・普通交付税 34.8億円(+1.0億円)
・特別交付税 2.5億円(増減無し)
『町債(借金)』11.8億円(△18.4億円)
駅前周辺再整備温浴宿泊施設建設工事費に7.6億円を充てます。町債には資金調達のほか、将来に渡って使用する公共施設の建設費を「『借金の返済』という形で、将来の世代にも公平に負担してもらう」という側面もあります。
◆歳出
▽歳出の主なモノ
『総務費』25.3億円(△22.6億円)
駅前周辺再整備関連経費など、大型事業の建設工事費が計上されています。
『民生費』13.5億円(+1.5億円)
新得保育所改修工事や保健福祉センターのエアコン設置工事が計上されています。
『土木費』7.0億円(△2.1億円)
道路改良工事費や土地・家屋購入費が計上されています。
『農林水産業費』6.9億円(+1.7億円)
町営育成牧場の解体工事費や道営事業地元負担金が計上されています。
◆前年度予算額との比較
◆当初予算額の変遷