- 発行日 :
- 自治体名 : 北海道芽室町
- 広報紙名 : すまいる 令和7年2月号
Q.芽室公園を道の駅化する考えはないか。
A.道内の道央圏以外のモンベルショップは全て道の駅とセットで建てられている。そのことからも、芽室町でも道の駅とセットでという意見はかなりいただいている。完全否定はしていないが、道の駅の経営は採算がとれていないところが多いというのが実態である。自治体からの支援がないと厳しいところが多い。ただ、道の駅とセットでやってはどうかという意見も多いので、参考にしながら検討していきたい。資本を出してくれる事業者が道の駅としても整備したいとの提案があるかという問題もある。あとは、農作物を販売している愛菜屋との位置付けや兼ね合いもある。今の道の駅は大きな駐車場スペースが必要になっていることや、魅力をどう出していくかなど考える必要もあるが、検討はしていきたい。
Q.芽室小学校の前周辺に、去年あたりからカラスが大量に発生している。子ども達の通学路であり、学校に通っている中で、あの量のカラスはどうなのかと常々感じていた。子ども達への健康被害等も心配である。
A.住宅付近に巣が作られた等の対応は可能だが、あの量を一度に対処するということはなかなか難しいと感じる。農村部であれば罠の設置や空気銃で撃つことができるが、市街地ではできない。他の鳥獣もそうだが、駆除だけでなく追い払う方法も検討が必要で、カラスにも効くような忌避資材も増えてきているので、農林課と環境土木課で協議し、効果がありそうな忌避資材を試してみるなど、考えていきたい。
Q.最近、芽室町もふるさと納税の実績が上がってきており、芽室町の認知度向上にもつながっていると思う。ふるさと納税による町の収益、また、逆に芽室町から出て行っている金額は把握できるのか。
A.
以前は1億円に満たないくらいのふるさと納税額だった。当初は3倍の3億円を目標にしたが、1億円から2億7,000万円になり、昨年度は4億5,000万円となった。今年度は12月にテレビ番組で取り上げられたことで、12月だけでも2億円ほどの寄付があり、目標である6億円に届きそうなくらい伸びている。
仰るとおり、町から出ていく分もあり、昨年度の実績4億5,000万円で説明すると、返礼品を含めて経費で約半分の支出があり、そこから町民の方が他の地域にふるさと納税する分を差し引くと、大体1億6,000万円が町に残り、町の事業に活用させていただいている。今年度は大体4,000万円ほどがほかの地域へのふるさと納税として出ていくこととなる見込み。
Q.サイクルツーリズムの関係で、町内を走っている自転車が多いが、道路が整備されていないため怖い。トラクター等の作業車で走っていると、速い自転車だったりゆっくりな自転車が走っていたりすると危ない。観光の過渡期なのでお互い譲り合うしかないのだろうが、何かルールを作れないかと思っている。
A.
サイクルツーリズムは町の観光として推しているが、一方で道路などは整備されておらず、危険な部分はあり得るかもしれない。十勝ではトカプチ400というサイクルルートがあり、それに芽室町は入っていないが、サブルートに芽室町を入れるという話もある。ただ、入るとするなら、道の整備も一緒にやらないといけないので、北海道や国も含めて整備していくことになる。
色の付いた専用道路のようなものを整備すると周りも気をつけて走れるので、そのような整備が必要と考えているが、数年で完全に整備することは難しいので、当面は要望、要請をして検討していく。
問合せ:政策推進課広報広聴係
【電話】62-9721(窓口2階7)