くらし 町長室から 芽室町長手島旭

■『活かす、迎える、育てる、つなぐ』
3月末は年度の終わり、4月は年度始まりと、当たり前のことですが芽室町を離れる方、新たに来られる方、退職や新規採用などの季節がやってきました。芽室町役場では公立芽室病院も含めて、正職員だけでも退職や派遣期間終了などで職場を
離れる方が11名、新規採用や派遣のために新たに一員となる方が17名いらっしゃいます。毎年のことなのですが、こういった方々も、そして受け入れる側の方々にもお願いしたいと思うことがあります。
離れる方には芽室町、芽室町役場での経験をプラスにして、新たな人生に活かしてほしいと思いますし、芽室のことを忘れず、芽室のことが好きになってくれていたらもっと嬉しいなと…。離れても懐かしく、帰りたい場所でありたいと思います。
そして、新たな方々を迎え入れる立場の職員、町民のみなさんには、是非温かく迎えてほしいと思いますね。誰でも最初は不安や戸惑いが多いものです。一言の声かけが、安心感につながると思いますし、早く環境に慣れるきっかけにもなります。
特に新規採用職員は若い世代の方々が多いので、町の将来に向かって、組織としてもしっかり育成していかなければならないと思います。温かい人間関係はいち早く組織に慣れて活躍できる基盤にもなると思いますので、私自身も温かく謙虚に、明るく迎えたいと思っております。
芽室町を離れる方々には今後も芽室の応援団、関係人口となっていただき、新たな方々には対しては、温かく迎え、育てることが芽室町を「未来につなぐ」ことにもつながっていくのだと思います。毎年このような時期には「活かす、迎える、育てる、つなぐ」を意識して新年度へのまちづくりにまい進してまいります。