くらし 防災ワンポイントコーナー

■弟子屈町の防災対策について
昨年9月号から災害時における「自助」について紹介してきましたが、今月は町が実施している防災対策(主として公助の一部)について紹介します。

▽防災会議など
町には、災害発生時の対応や、被害を最小限に抑えるための検討を行うために、自衛隊、気象台、消防、警察などの関係機関で構成する次の会議(各会議長は德永町長)があります。
(1)防災会議…災害の予防、応急対策、復旧などに即応できる体制を確立するために『弟子屈町地域防災計画』を策定し、災害発生時の情報収集、各機関の連携などに努めます。
(2)災害対策本部…災害が発生または発生する恐れがある場合に設置し、災害情報を一元的に把握し共有する体制を整備して、避難指示の発令、避難所の開設などを検討・実施します。
(3)アトサヌプリ火山防災協議会…アトサヌプリ(硫黄山)の噴火に備え、住民や観光客などの生命、身体および財産を保護するため、「噴火シナリオ」「火山ハザードマップ」「噴火警戒レベル」「避難計画」などを検討し『アトサヌプリ火山防災計画』を策定。令和5年9月には町総合防災訓練を役場と本協議会が共同で実施しました。

▽避難所など
『地域防災計画』で指定避難所(27か所)や一時避難場所(41か所)を指定していますので、最寄りの避難所と避難経路をご確認ください。なお、開設する指定避難所は、災害の種類、場所、規模や必要性などに応じて、選定します。

▽防災用品の備蓄
飲料水、食料、簡易ベッド、毛布、防災トイレ、非常用発電機などの防災用品は、主に防災備蓄倉庫で備蓄し、計画的に更新(ローリングストック)しています。
防災訓練・講話や防災学校において、見学や試食・体験もできますので、お問い合わせください。

問い合わせ先:役場総務課防災情報係
【電話】482-2912(課直通)