- 発行日 :
- 自治体名 : 岩手県久慈市
- 広報紙名 : 広報くじ 令和7年4月1日号 No.458
■INFO 市税を忘れずに納付しましょう
4月上旬から、固定資産税などの納付書を順次発送します。定められた納期限までに納付しましょう。事情により期限までに納付ができない場合は、納税相談を行っていますので、未納のままにせず、早めに相談ください。
●市税などの納付方法
次の方法で納付できます。詳しくはHPを確認ください。
○窓口…市役所、金融機関、コンビニエンスストアなど
○口座振替…納期限の日に指定の口座から引き落としされます。金融機関や市役所、総合支所で手続きください
○電子納付(キャッシュレス)…納付書のeL‐QRを読み取り、納付ください
(1)スマートフォン決済アプリ(PayPay、auPay、d払い、楽天ペイなど)
(2)地方税お支払サイト(クレジットカード、インターネットバンキング、口座振替ダイレクト方式、ペイジーなどの方法を選択できます)
●Web口座振替受付サービス
スマートフォンやパソコンで口座振替の申し込みができます。二次元バーコードから手続きください。Webでの申し込みを4月15 日までに完了すれば、固定資産税1期から口座振替での納付が可能です。
●延滞金の加算
納期限を過ぎて納付した場合、納期限から納付の日までの日数に応じて延滞金が加算される場合があります。
問合せ:収納課
【電話】52-2368
■NEWS 震災を知らない世代へ伝えていく
▽東日本大震災復興祈念式・一般社団法人久慈青年会議所「鎮魂と希望の灯り~今、私たちにできること」
震災から14年目を迎えた3月11日、アンバーホールで東日本大震災復興祈念式を開催。復興の歩みを振り返るとともに、今後の発展と防災意識の向上を誓いました。
もぐらんぴあ応援団長のさかなクンがあいさつの中で、講話で訪れた平山小学校について触れ「震災を知らない子どもたちが震災について真剣に学ぼうとする姿に胸が熱くなりました」と次世代への思いを語りました。
式では、地域住民が互いに助け合う共助の要となる自主防災組織として、新たに認定された6団体に認定書を交付。3月11日時点の組織数は計69団体、組織率は79%となりました。
同日、一般社団法人久慈青年会議所がJC公園で追悼イベントを開催。約700個のろうそくを灯し、黙とうを捧げました。元木沢公民館では小中学生を対象に震災の伝承と防災グッズの紹介を初めて開催。当時の映像や市内当事者のインタビューを見て震災を振り返りました。
黒沼亮太会長は「災害はまた必ず起こるので、記憶を伝えて、災害に備えるきっかけにしてほしいです」と思いを語りました。イベントに参加した久喜小学校5年の久世芽依さんは「防災グッズを準備しておいたほうがいいと改めて感じました」と表情を引き締めました。
■NEWS 北三陸を味わうイベント
▽北三陸DELI
2月22日から24日にかけて、道の駅いわて北三陸で北三陸DELIが開催されました。洋野町から田野畑村までの北三陸5市町村の飲食店12店舗が開発した総菜を販売。販売開始から多くの人が詰めかけ、各日用意された345食が完売しました。23日には、5市町村の食を体験できるコーナーも設置。来場者は普代村のわかめしゃぶしゃぶや白樺樹液の試飲などを体験し、北三陸の食を楽しみました。
そば打ちを体験した花巻市の小学3年生、三浦凜太郎さんは「初めての体験でそばをこねるのが楽しい!家族と一緒に食べたいです」と満足げな表情を浮かべました。
■NEWS 健康は元気な歯から
▽イー歯トーブ8020コンクール表彰状伝達式
80歳以上で自分の歯が20本以上ある人を表彰する、イー歯トーブ8020コンクールの表彰状伝達式が2月19日に元気の泉で行われました。
受賞者の田澤正五郎さんは「日々の生活習慣が歯の健康につながります。これからも歯と全身の健康を保つよう努力します。」と述べました。受賞した人は次のとおりです。(順不同、敬称略)
※詳細は、本紙をご覧ください。
■NEWS 地域で学ぶ災害への備え
▽小袖小学校3.11防災集会
3月11日、東日本大震災のの教訓を次世代に生かすことを目的に、小袖小学校で初めて防災集会が開催されました。児童や地域住民ら約40人が参加。マットを使ったプレートの動きによる津波の発生メカニズムの学習や避難所の開設訓練などを行いました。
避難所の開設訓練では、参加者全員で配置を考えながら、テントや段ボールの簡易ベッドを組み立てホールに設置。運営側と避難者側に分かれ、運営側は、受付や保健、炊き出し係などペットを飼っている家庭や体調不良者などを想定しながら、避難者を受け入れました。最後に、お互いの反省点や改善点を話し合い、災害への備えと迅速な対応について理解を深めました。
保健係を担当した3年生の大向夏帆(かほ)さんは「次々に来る避難者を、自分で考えながら対応しなければならないと思いました」と振り返りました。
■NEWS 高校生の探究心が形に
▽久慈東高校環境緑化系列が開発した白樺のめぐみしいたけ佃煮
久慈東高校環境緑化系列の生徒と合同会社プロダクション未知カンパニーが、久慈市産の白樺樹液とシイタケを使用した「白樺のめぐみしいたけ佃煮」を共同開発しました。
生徒らは、白樺林の高齢化とその保全・活用が課題であることを知り、自分たちにできることを模索。シイタケを校内で栽培していたことから白樺樹液を組み合わせた商品を考案し、開発に着手しました。洋野町の食品加工会社からレシピや調味料の配合割合のアドバイスを受け、試食会を重ね商品が完成しました。
3月2日、生徒5人がJR盛岡駅で販売会を実施。名古屋市から観光で訪れた稲垣みさ子さんは「おつまみやご飯のお供にぴったりです」と語り購入しました。
販売は、同社HPのネットショップのほか道の駅いわて北三陸とくじやませ土風館でも随時販売されます。