- 発行日 :
- 自治体名 : 岩手県住田町
- 広報紙名 : 広報すみた 令和7年3月号
■思い出噛みしめ、新たなステージへ 町内小中学校卒業式
3月13日と18日の両日、町内の小中学校で卒業式が行われ、卒業生たちは教職員や地域の方々への感謝を胸に、今後の飛躍を誓いました。
このうち、13日に行われた有住小学校(新沼健校長)の卒業式では、16人の児童が卒業証書を受け取りました。
卒業生一人ひとりに卒業証書を手渡した新沼校長は「かけがえのない自分と、周りにいる人たちを大事にして、分け隔てなく思いやりの心を持てる人になってほしい」と式辞。
これに対して卒業生は「これまで育ててくれた家族や地域、先生方への感謝の気持ちでいっぱいです。中学校に行っても頑張っていきます」と16人全員で力強く決意を述べていました。
・令和6年度小中学校卒業者数
■ひなまつり会でお茶の作法学ぶ
3月3日、町内の保育園で「ひなまつり会」が行われました。
この行事は、日本の伝統に親しんでもらおうと、桃の節句に合わせて毎年行われているものです。
このうち、有住保育園(紺野留実子園長)では、会場のホールにひな人形が飾られ、年長児7人が先生から茶の「お運び」や作法を教わり、年長児の女の子たちは、かわいらしい着物姿を身にまといながら、他の組の園児たちにお茶や和菓子を振る舞いました。
園児たちは、緊張しながらもこの行事を通じて和の心を学んだ様子でした。
■生成AIの活用をより身近に
3月9日、イコウェルすみたで「親子で生成AIを使ってLINEスタンプをつくろう!」が開かれました。
このイベントは、最新のデジタル技術に触れる機会を提供しようと、一般社団法人トナリノ(佐々木信秋代表理事)が主催したものです。
参加者らは、生成AIのGeminiを用い、LINEで使えるスタンプ制作に挑戦。パソコンに文字を入力してイラストを生成したり、写真をAIで加工するなどして、さまざまなパターンのスタンプ素材を制作。あっという間にイラスト生成や写真加工が実現する最新のデジタル技術に驚いていた様子でした。