くらし 日々のよろこびふくらむ多賀城へ

■令和7年度施政方針
令和7年度市政運営に当たっては、長く続く物価高騰への適切な支援はもちろんのこと、総合計画に定めた3つの重点テーマに沿った事業に取り組みます。
守るべきものは守り、改めるものは”新ためる”「不易流行の理念」のもと、限りある行財政資源で最大限の効果を発揮させるべく、目下の行政課題の解決に向けて鋭意取り組んでまいります。
地方の活力を取り戻すために地域でのイノベーションや活力ある社会の実現を図ることが重要視されています。これらは、人口減少社会で今後の持続可能な行財政運営を確立し、さらなる発展に繋げるため必要な取組であることから、本市の各種事業を推進する基軸に据えてまいります。
(令和7年第1回定例会施政方針より)

□令和12(2030)年度までのまちの大きな方向性 3つの重点テーマ
・心も暮らしも豊かなみらいをつくるみんなが育つまち
・震災の経験をいかしみんなの力がつながるまち
・市民の誇りとなる多賀城らしい魅力をたがやすまち

※施政方針全文は市HPから確認してください。

問合せ:企画課企画調整係
【電話】368-2290

■令和7年度当初予算

*企業会計の内訳については、多賀城NOW5月号でお知らせします。

一般会計は、304億5千万円で、前年度と比較すると、34億8千万円、12.9%の増となりました。
令和7年度予算の特徴は、西庁舎の大規模改修工事や中央公園施設の整備費に重点的に予算を配分していることが挙げられます。
本市の財政状況は、社会保障関係経費の伸びや、公共施設の老朽化対策に加え、昨今の物価高騰の影響など歳出は増加傾向にあり、厳しい状況が続くことが想定されますが、選択と集中による事業費の抑制や、国の補助金や市債を有効活用するなど、健全な財政維持に努めています。

問合せ:財政課財政係
【電話】368-2353

■令和7年度 主な事業
☆は、新しく取り組む事業
□防災情報管理事業(34,546千円)
津波ハザードマップに対応した避難所標識の更新や、多賀城市防災ビジョンを活用した災害情報を発信します。

□公立保育所再編事業(580千円)
志引保育所を八幡保育所へ統合し、新たに八幡保育所を基幹保育所へ位置づけるため、八幡保育所大規模改修工事に向けた発掘調査に伴い、屋外遊具を撤去します。

□特別史跡多賀城跡復元整備事業(37,831千円)
多賀城跡ガイダンス施設が4月25日(金)にオープンします。また、良好な景観形成を図るため、植栽などの工事を実施します。

□中央公園魅力創造事業(559,624千円)
「公募設置管理制度(ParkPFI)及び指定管理者制度」を活用した事業。11月1日(土)のオープンを目指し、スケートパークを始めとした施設整備などを実施します。

□市民文化創造推進事業(15,487千円)☆
本市固有の歴史文化資源に、さまざまなジャンルの文化芸術・アートを掛け合わせて新たな価値を創出する文化プログラムを継続するとともに、市民文化として紡がれていく未来を創る人財を育む「みらい創造ラボ」を実施します。

□ヤングケアラー支援事業(3,741千円)☆
市内公立中学生を対象としたアンケートを実施し、社会資源を活用しながら適切な支援に繋げます。

□地域介護予防活動支援事業(4,092千円)
介護施設などでのボランティア活動ポイント事業に参加ができる対象年齢および対象施設を拡充し、より多くの地域の皆さんが自らの心身の健康増進に取り組める環境づくりを支援します。

□ゼロカーボンシティ推進事業(18,103千円)
省エネ家電製品買換え支援を引き続き実施するとともに、次世代自動車導入支援および置き配バッグを活用した実証実験を実施します。

□観光まちづくり推進事業(14,721千円)☆
俳句や古代米などの文化観光資源をさらに磨き上げるとともに、地域おこし協力隊制度を活用した文化観光の新たな担い手を育成します。

□スポーツウェルネス施設整備事業(1,212千円)☆
老朽化の著しい総合体育館、市民プールおよび小中学校プールについて、規模を縮小しつつも機能充実を図る「縮充」の観点を踏まえ、複合施設の整備について検討します。