- 発行日 :
- 自治体名 : 宮城県栗原市
- 広報紙名 : 広報くりはら 令和7年7月号
【私たちの学校じまん】
■防災意識と郷土愛を育む
栗駒小学校
栗駒小学校は、防災教育とジオパーク学習に力を入れています。防災教育では、自然災害への備え方や避難の仕方など、さまざまなテーマを設けて学習しています。防災DVDの視聴やみやぎ防災教育副読本「未来への絆」、ジオ読本「くりはらの大地」を活用して、災害から身を守るための知識や技術などを真剣に学んでいます。
また、栗駒山麓ジオパークビジターセンターと連携し、ジオパーク学習にも取り組んでいます。ジオパーク学習では、防災教育だけでなく、ふるさとを知る学習を通して郷土愛を育んでいます。直接現地に行って体験したり、話を聞いたりすることで、栗原の自然の美しさや栗駒の先人たちの努力を知り、ふるさとを大切に思う心を育てていきます。
【おらほの食育】
■地域の魅力と食の大切さを学ぶ
金成小中学校 千葉 理恵
金成小中学校では「栗原ふるさと学」と称し、地域の特産品について学ぶ食育活動を行っています。
3年生は金成地区の特産品である小堤リンゴ、5年生は市の主要産業である農業の米作りについて学習します。地域の食材や食文化について学習することで、ふるさとの魅力や食の大切さを知ることが目的です。
小堤リンゴは給食にも登場し、みんなで味わいます。また、5年生は自分たちで植えた稲の成長を年間を通して観察し、秋の収穫を目指します。他にも、学年PTA行事では給食の試食会を行い、家庭との連携を図っています。
これからも地域の食材や食文化について学ぶ活動を通して、地域や食を大切にする児童生徒を育んでいきます。
【つくってみらいん たべてみらいん】
◎ホウレン草のバターソテー
※1人当たりの栄養価:106kcal、たんぱく質6.9g、塩分0.6g
▽材料 4人分
・ホウレン草…2束(200g)
・ベーコン…4枚(80g)
・シメジ…100g
・こめ油…大さじ1
・塩…ひとつまみ
・コショウ…少々
A
・バター…5g
・ニンニクみじん切り…5g
・減塩醤油…大さじ1/2
・ゆで卵(固ゆで)…2個
▽つくり方
(1)ホウレン草はよく洗い、4~5センチメートルの長さに切る。10分程水にさらしアクを除き、水気を切る。
(2)ベーコンは2センチメートル幅に切り、シメジは石づきを取り小房に分ける。
(3)フライパンでこめ油を弱火で熱し、(2)を2、3分じっくり炒める。
(4)中火にして、(1)とAを加え、さっと炒める。塩とコショウで味を整える。
(5)(3)を器に盛り付け、くし切りにしたゆで卵を添える。
▽ポイント
・ホウレン草とシメジは、塩分を体外に排出するカリウムを多く含んでいます。
・卵は沸かした湯からゆでると、殻がむきやすくなります。
[献立作成者]食生活改善推進員 若柳分会 中川 弘子