- 発行日 :
- 自治体名 : 宮城県大崎市
- 広報紙名 : 広報おおさき 2025年6月号
令和7年は「平成27年9月関東・東北豪雨」の発生から、10年の節目の年です。東北地方で初めてとなる「大雨特別警報」が発令されたこの豪雨では、河川の堤防の決壊や、内水に伴う家屋の被害が市内全域に及び、甚大な被害をもたらしました。
これから、梅雨や台風の時季が到来し、大雨や洪水などによる自然災害が発生しやすくなります。いざという時に適切な防災行動が取れるよう、防災情報の入手方法や、非常時に持ち出すものの確認などをして、備えを万全にしましょう。
■避難情報を知ろう!「警戒レベル」とは?
自治体や気象庁から発表される防災情報を用いて、災害から身を守るためにとるべき行動を分かりやすく5段階で伝えるものです。
▽警戒レベル5 緊急安全確保
既に災害が発生している状況であり、命を守るための最善の行動をとらなければなりません。
※必ず発令されるものではありません。
▽警戒レベル4 避難指示
指定緊急避難所などへの避難行動を開始しなければなりません。土砂災害などが発生する恐れが極めて高い状況です。公的な避難場所までの移動が危険と思われる場合は、近くの安全な場所や、自宅内のより安全な場所に避難しましょう。
警戒レベル4までに必ず避難しましょう
▽警戒レベル3 高齢者等避難
高齢者や乳幼児、障がい者など、避難に時間を要する人とその支援者は、避難行動を開始しましょう。それ以外の人は避難の準備を行い、危険を感じたら自主的に避難する段階です。
▽警戒レベル2 大雨注意報 洪水注意報など
ハザードマップなどで避難経路などの再確認や、避難情報の把握手段の再確認をし、自らの避難行動を確認しましょう。
▽警戒レベル1 早期注意情報
防災気象情報などの最新情報に注意して、災害への心構えを高めましょう。
※レベル1・2は気象庁が発表し、レベル3~5は市が発令します。また、各種情報は警戒レベル1から5の順番で発表されるとは限りません。状況が急変することもあります。
■大崎市総合防災訓練および緊急速報メール(エリアメール)訓練を実施します
▽総合防災訓練
日時:6月14日(土) 9時~12時30分
避難場所:JA古川本店(旧大崎市立富永小学校)
対象:古川地域富永地区住民
内容:大規模地震を想定し、避難訓練や避難所開設訓練、物資運搬訓練などを実施
▽緊急速報メール(エリアメール)訓練
日時:6月14日(土) 9時30分配信予定
受信エリア:市内全域
内容:
(1)画面に災害情報などの内容を自動表示して、専用の着信音とバイブレーションで通知
(2)避難所開設の内容を配信
※受信メールへの返信や連絡は不要です。エリアメールの受信設定がされていない場合や未対応機種の場合は、受信できません。携帯電話会社または販売店に問い合わせください。
問合せ:防災安全課危機防災担当
【電話】23-5144