- 発行日 :
- 自治体名 : 宮城県川崎町
- 広報紙名 : 広報かわさき 令和7年4月号
・土地改良振興
古関・小沢地区のほ場整備は、面整備の早期完了に向け、事業主体である宮城県をはじめ、土地改良区や地域の皆様と意思疎通を図りながら、事業が円滑に推進されるよう支援していきます。
龍雲寺前地区のほ場整備は、昨年度より地域の方々や関係機関、若手担い手農家と意見交換会や勉強会を開催しています。事業規模は、約120ヘクタールと大規模であり、担い手の育成・確保や地権者同意の促進方法など課題はありますが、引き続き事業採択に向け、鋭意取り組んでいきます。
農業用施設は、国や県の補助金を活用しながら、ため池における水難事故の防止と老朽化対策を行い、また、用排水路の安定した通水機能を確保するため、清水河原地区用水路の整備事業を継続していきます。
多面的機能支払交付金事業は、令和7年度より野上・立野地区と前川東部地区が加入しました。
今後も、制度の啓蒙や助言を行いながら、集落活動を後押しするとともに、新規加入を推進していきます。
・林業振興
町有林の生育状況等に応じた森林の整備・育成事業を計画的に推進し、その基盤である林道や作業道等の維持管理に努めていきます。
また、森林経営管理制度に基づく私有林の整備や木材利用の普及啓発も、森林環境譲与税を効果的に活用し、事業の推進に取り組んでいきます。
・川崎小学校の建て替え
川崎小学校改築検討委員会において、昨年3月より各委員の皆様と、新たに小学校を建設する場所などについて意見交換を重ねてきました。
今後は、議会の皆様と、校舎整備に係る財源や償還の在り方なども協議し、校舎建築構想を進めていきます。
・学区の再編統合
今後の児童生徒数の減少を見据え、学区・再編統合案として、川崎第二小学校を川崎小学校に、富岡中学校は川崎中学校にそれぞれ統合する方針を示し、昨年8月と11月に統合対象となる学区の住民・在籍児童保護者等を対象に説明会を開催しました。
統合の時期は、令和9年度以降のできるだけ早い時期に方針を改めつつ、就学する子供たちも含め、児童・生徒の学びの姿を考えながら、適切な時期に最終的な方向性を定め、皆様にお示ししたいと考えています。
・生涯学習
町民一人ひとりが充実した学習や、運動ができるよう、生涯学習活動の推進、スポーツ及び芸術文化活動の支援に取り組んでいきます。
特に、自然や文化などの資源を生かした体験的学習などを通して、ふるさと意識の高揚を図る社会教育の推進に努めます。
また、体育協会やスポーツ少年団などと連携を深めながら、気軽にスポーツに親しむことができる機会を設けるとともに、健康増進と、町の活性化に取り組んでいきます。
・奨学生支援
これからの時代を故郷で生きようとする、向学心のある若者を応援するため、奨学金の返還を町で支援していきます。
・乳幼児教育と保育
かわさきこども園では、集団活動と遊びを通した、「気づき」や「探究心」そして「学ぶ楽しさ」を養えるよう、一人ひとりの「学びの芽」を育んでいます。子供たちの人格形成の基礎づくりに寄与できるよう、こども家庭センターや学校機関と連携しつつ、引き続き切れ目ない丁寧なサポートに努めていきます。
また、新年度以降は、保護者が育児休業中であっても、上のお子さんの継続入園を認めていくとともに、一時預かり保育や子育て支援センターも、住民のニーズに沿った運営・体制の構築を目指します。
これからも、良質な乳幼児教育と保育環境を確保していきます。
・児童教室の運営維持
放課後や学校の長期休業中にかかる児童の安全で安心できる「第二の」を目指して、児童教室3カ所の運営を維持・継続し、土曜日の開室をはじめ、夕方6時以降の延長預かりなど就労家庭へのきめ細かな支援を推進しています。
今後も、年間を通した親子参加型教室や季節の行事、避難訓練など様々な活動を通して、これからも児童の「心身健全」育成と「社会生活を楽しむ力」を培い、児童の成長と子育て家庭の不安解消に向けた児童教室事業の有効性を高めていきます。
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