くらし 町制施行70周年企画「この日なんの日?タイムスリップ亘理町」

■4月編 昔のいちご栽培について知ろう!
写真に写っているのは、昭和56年に撮影されたいちごの摘み取り作業の様子です。
当時、町で主流だったいちごの栽培方法は、畑を耕し土壌を利用して栽培する「土耕栽培」でした。天候に左右されにくいパイプハウスを用いて栽培された亘理のいちごは、当時から亘理の春の象徴でした。
東日本大震災後に建設されたいちご団地では、温度や二酸化炭素濃度の調整ができる大型ハウスが導入され、栽培方法も、機械での自動作業が可能な「水耕栽培」に移りました。
時代とともに変化してきた町のいちご栽培ですが、全国に誇る逸品を作り続けていることは、今も昔も変わりません。