くらし NEWS and NEWS

■バスケで沿岸部を盛り上げる
町長杯3×3バスケ大会
8月2日、2025亘理町長杯3×3バスケットボール大会が、仙台89ERSおよび宮城県バスケットボール協会の協力のもと行われました。
小学生の部4チーム、一般の部8チームが出場し、白熱した戦いが繰り広げられたほか、仙台89ERSの選手からのワンポイント講座も実施され、小学生は改善点について教えてもらうと、しっかりうなずき練習に取り組んでいました。
この大会は、沿岸部エリアの更なる魅力向上を目的としたブルーツーリズム推進支援事業の一環で開催されました。

■安全な地域を目指して
死亡事故ゼロ1500日達成
町は、8月15日で交通死亡事故ゼロ継続1500日を達成し、わたりふるさと夏まつりの会場で褒状伝達式が行われました。
伝達式では、宮城県知事褒状および宮城県警察本部長褒状をそれぞれ山田町長が受け取りました。
町内では、令和3年7月6日以降、交通死亡事故は発生せず、宮城県警察本部が昭和43年に記録を取り始めて以来、町としての最長記録を更新しました。
町長に褒状を手渡した仙洞田宮城県警察本部交通部長は「今回の達成は行政と住民、関係団体の皆さんの尽力の賜物。地道な交通安全活動の成果が町全体に根付いている証」と挨拶を述べました。

■時を超え受け継がれる
牛袋法印神楽を奉納
町指定無形民俗文化財の牛袋法印神楽が、7月26日に逢隈牛袋地内にある八雲神社で奉納されました。地区民をはじめ多くの観客が、昨年までとは違う拝殿での厳粛で優美な舞いを堪能しました。
この神楽は、牛袋地区の青年有志が明治35年ころに槻木町四日市場(現在の柴田町)の神楽を習得して伝え、一時途絶えたものの、地元の青年団が保存会を結成し、昭和51年に復活を果たしました。
八雲神社総代長の齋高良さんは「毎年多くの地区民が観覧に来てくれている。伝統を絶やさぬよう地区全体で見守り続けたい」と話しました。

■豊漁維持に願い込め
荒浜でヒラメ稚魚放流
8月5日、水産資源の保全と沿岸漁業者の経営安定を目的にヒラメの稚魚放流が行われました。
稚魚の中間育成施設である宮城県水産技術総合センター種苗生産施設で体長8センチほどに育てられた稚魚1万尾が荒浜漁港に運び込まれました。
漁船に載せられた稚魚は、仙台湾内の荒浜沖で放流され、ゆっくりと大海原に旅立っていきました。
稚魚の放流を行った漁協職員は「無事の成長を祈りつつ稚魚を放流した。大きくなって帰ってきてほしい」と話しました。