- 発行日 :
- 自治体名 : 山形県庄内町
- 広報紙名 : 広報しょうない 2025年10月号
令和6年度、庄内町の会計決算が9月議会で認定されました。町のお金がどのように使われたのか、一般会計を中心にお知らせします。
■一般会計の歳入
歳入総額(町に入ってきたお金):138億3,503万円
■一般会計の歳出
歳出総額(町が使ったお金):130億1,813万円
■一般会計決算の概要
令和6年度は、限られた予算の中で最大の効果が発揮できるよう心がけ、効率的で持続可能なまちづくりの実現に向けた予算執行にあたりました。
令和6年度に行った主な事業は、本紙6ページで紹介しています。
歳入は、総額で前年度に比べ3億869万円増額の138億3︐503万円となりました。町債や繰入金などは減額した一方で、寄附金や地方交付税などが増額となりました。
歳出は、総額で前年度に比べ5億724万円増額の130億1︐813万円となりました。教育費や農林水産業費などは減額した一方で、総務費や災害復旧費などが増額となりました。
■町の貯金と借金
▽貯金 5億4,755万円増加
町の貯金にあたるのが基金です。将来のまちづくりのために必要な基金を保有し、効率的な運用しています。令和6年度末の基金は、前年度に比べ5億4,755万円増の65億481万円となりました。そのうち、計画的な財政運営を行うための基金である財政調整基金は22億6,021万円となりました。
▽借金 7億9,106万円減少
一方、町の借金にあたるのが町債です。計画的に返済を行い、町債残高は前年度に比べ7億9,106万円減の138億4,327万円となりました。
町債は、橋梁長寿命化事業、町道整備事業や体操センター解体事業などに使われました。
■財政ことば辞典
▽歳入
町税:町に納められた税金で使途により普通税や目的税に分類されます。
繰入金:基金などから取崩し、会計へ繰り入れるお金
地方交付税:所得税など国が徴収した税金の中から、町の財政状況に応じて国から交付されるお金
国庫・県支出金:特定の目的のために国や県から支出されるお金
町債:町の借金。大規模事業を行うために、国や金融機関などから借り入れるお金
▽歳出
民生費:子どもや高齢者、障がい者などを対象とした、福祉事業に使われるお金
総務費:庁舎など、町の全般的な事務に使われるお金
公債費:借り入れた町債の返済などに使われるお金
土木費:道路、公園などの維持管理や整備に使われるお金
教育費:幼稚園や小中学校、文化活動、スポーツ振興などに使われるお金
農林水産業費:農林水産業の振興などに使われるお金
衛生費:健康づくり、環境対策、ごみ処理などに使われるお金
消防費:消防活動などに使われるお金
商工費:商工業や観光の振興などに使われるお金
議会費:議会運営などに使われるお金
労働費:雇用対策などに使われるお金