- 発行日 :
- 自治体名 : 福島県会津若松市
- 広報紙名 : あいづわかまつ市政だより 令和7年7月号
スマートシティ会津若松の取り組みを、分かりやすく紹介します。
■今回は会津コイン
こんにちは。スマートシティ推進担当の佐々木です。突然ですが、皆さんは「会津コイン」をご存じですか。
デジタル地域通貨「会津コイン」は、市が(一社)AiCT(アイクト)コンソーシアムと協力して開発を続けている、デジタル技術を活用した(=デジタル)、会津地域だけで使えるお金(=地域通貨)です。
「会津コイン」は、皆さんが外出や買い物で支払いをする際の代金や、お店が負担しているキャッシュレス決済の手数料、さらにそこで発生するお金の「データ」を、地域の中で循環させることができるため、市の事業の中でも積極的に活用しています。
例えば、妊娠された人などに給付している「妊婦支援給付金」のように、「会津コイン」による給付金を増やすよう取り組んでいます。これにより、市から給付したお金が、会津地域の中で買い物などに利用され、地域内でお金が循環しています。
また、住民票の写しの交付手数料など、市役所の窓口において、「会津コイン」が使える機会を増やすよう取り組んでいます。これにより、市が負担している“手数料”を、他のキャッシュレス決済手段よりも安価に抑えること、そして負担した“手数料”も地域のために使われることを期待しています。
「会津コイン」を使うことで、市内で使われたお金が地域の中で循環するとともに、地域の中で「データ」が蓄積され、それらを活(い)かして皆さんのニーズにあった商売などが行われることで、地域がより活性化していくことを目指しています。
11ページで紹介しているように、「会津コイン」を使うと、支払った金額の25%相当を「会津コイン」で還元するという事業も始まりますので、ぜひこの機会に「会津コイン」を使ってみてください。
問合せ:情報戦略課
【電話】23-4186